北海道スプリントカップ　JRA勢の強さが際立つレースだけに

JRA勢が13連勝中と強さが際立つレース。ただその中でもリピーターの強さが際立っていて連続出走には逆らえないレースでもある。
コースの適性が地方競馬全体とは異なっているのが門別の大回りで、大井よりも大きなコーナー曲率に雨が降っても内外に差が出にくいコースがJRA勢には有利なのであろう。事実、地方交流の良積がここしかない勝ち馬が2頭もいるのにどちらも人気サイドで決着している（ハリーズコメットとジョイフルハート）。

ならばここは1番人気でも中央の格上スノードラゴンに逆らうのは無理。ダートで南関に移籍した後の活躍が目覚しいトキノエクセレントを破ったジャニュアリーSの実績からもここでも問題無い。勝ち負けは当然。

当然実績最上位のセイクリムズンも切れない。実力は確か。問題は近頃活躍の距離が伸びていることで、今なら1400〜1600がベストの印象がある。足元掬われても驚けない。２番手。

リピーターというかディフェンディングチャンピオンのセレスハントもここ数戦の惜敗だけで切るのは危険。実力が下り坂なのは確かだがこのメンバーなら上位なのも確か。３番手。

JRA勢では一番格下だがアドマイヤサガスも押さえなら買い目はある。勝ちきるまでは考え付かないが地方の力任せのスプリント戦は得意な馬。なぜに南関に移籍しないのか、その方が不思議。４番手。

この4頭は相当に強力、地方勢の前に立ちふさがる。地方勢では南関のアルゴリズムとアイディンパワー、地元のグランヴァンとアウヤンテプイが上位だろうが、食い込めて3着までだろう。

馬券はスノードラゴンから馬単でセイクリムズンとセレスハントに2点。三連複でスノードラゴンを頭でセイクリムズンとセレスハントがメインで、スノードラゴンとセレスハントを2頭軸にして地方の４頭の３着流れ込みを遊びだけ買う。

このレースはJRA上位３頭の三連単で勝負するのが基本かも知れないが、どうしてもセイクリムズンが信じきれないので馬券は控えめにする。２番手３番手両方飛ぶ可能性も高そうだ。