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2014/06/23 01:58

帝王賞の予想の準備3

ムスカテールは実質2レースしかダートを使っていない(デビュー2戦はJRA阪神競馬場のため)がレース振りには感心した。芝と脚質がほとんど同じで、溜めに溜めた上での一撃で勝負することしか出来ない馬という印象はゆるがない。
捲くりでレースした2レースなのに、川崎では現在日本ダート最強馬ホッコータルマエの2着、船橋ではニホンピロアワーズの前に5着で、このレースの質が総てを物語ると思う。
同じ捲くりでも4コーナーでスピードが落ちるために直線に総てを賭けられた川崎なら爆発できるが、4コーナーでスピードが落ちず前が止まらず長い捲くり脚が必要な船橋では用無しということ。
父のマヤノトップガンは息の長い脚が使えることでは指折りの長距離血統馬だが、この馬はどう見ても母方のサンデー系が出たのだろう。事実母は最速上がりが使えたレースでしか勝てなかった馬でこの馬のレースぶりにそっくり。
帝王賞の舞台大井2000mは直線一気が決まる点では南関随一のコース。いかにもこの馬の脚質に適合している。持ちタイムが無いので、あくまでホッコータルマエを基準にしての推測だがワンダーアキュートと同格に取って、適性分だけ上に見た4番手。

ソリタリーキングは言わずと知れたスカーレット一族の御曹司で交流競馬の王者ヴァーミリアンの下という折り紙つきの良血。血統だけならけなすところは無い。
問題はこの馬のレース振りで中段より前につけられて最速上がりの争いになれば勝ち負けだが、出遅れ、行き脚つかず、前カットで戦意喪失のどれかにはまると惨敗。
とにかく買うのか買わないのかではなくゲート出た後の3ハロンで結果が分かれるような馬は予想のしようが無い。
では最高の結果を出したときの能力を評価するとどうなるのか。金沢のJBCクラシックの3着が最高の能力と見ると、最高のレースをしたワンダーアキュートとハナ差で上がりでは上回る好レース。それから能力を落としたワンダーを指標にすればこの馬が3番手に繰り上がる。だけど買いたくない3番手ではある。

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