スマートフォン版へ

マイページ

1403件のひとこと日記があります。

<< 惜しい、ビルス3着。それなのに明日を考え... ひとこと日記一覧 ヨザクラフブキの直線1000m。... >>

2014/09/24 05:43

日本テレビ盃 圧勝クリソライト この馬の特性が見えてきた

1年ぶりの圧勝劇でクリソライトが復活。
けして長くない船橋の直線だけで7馬身も離すのは尋常ではない力だが、なぜに中央ではこの力が出せないのか。なぜ地方の競馬場でだけ好走するのか。

好走歴を考えると阪神ダート1800と京都ダート1800、力の阪神とスピードの京都の両方で活躍しているが両方とも1800であるところがミソ。両方ともスタートからの直線が短くとりわけ2歳3歳の上級条件では、レースラップのメリハリが乏しいままの底力比べになる事が多いコースで連戦してきた。

そして大井のジャパンダートダービーは今思い出しても底力比べの見本みたいなレースで、前に行った馬を1頭ずつ競りつぶして行って最後は7馬身の大差勝ちで追い込み一手の馬達に何もさせなかった。
この時までは私の中でも相当上位のランクにつけていたのだが、金沢のJBCクラシックで古馬のレースに混ざるとボロが出た。ホッコータルマエら本当のA級馬が作る緩急自在のラップに翻弄されて、後ろから来た地方馬にさえ差される惨敗。

レースラップに緩急の差が出るようになる古馬混合戦になると、いかにも不器用なレースぶりで完敗続きだったが、スタートからの直線が短く平均ペースになりやすい東京ダート2100で4着に来たときに、この馬の不器用な底力は過去の名馬では南関のアラナスモンタとかアーデルジークに匹敵するレベルだと確信した。

早めの平均ペースで先に行って済し崩しに脚を使わせる消耗ラップでこそ、この馬の強さが生きる。

前走の盛岡マーキュリーCでも最後に軽量馬に差されたが、あのレースがこの馬の真骨頂なのだろう。日本一きつい盛岡最後の直線での粘り腰にこの馬の底力を再確認した。

今日は10頭の少数で、前に行くのは地方のA級では早めに行って競りつぶすレースをすれば馬券を外す事はないだろうと読んでいたので、馬単と3連単でおいしい馬券を取れた。今後も中央のレースでなければ相当堅い本命馬であり続けてくれるのだろう。

お気に入り一括登録
  • クリソライト
  • スピード
  • ホッコータルマエ
  • アラナスモンタ
  • アーデルジーク

いいね! ファイト!