真に良いメンバーに恵まれたマイルグランプリだが、

これは南関限定メンバーの重賞（賞金別定で中央馬には圧倒的不利）だからこのメンバーが出揃ったという事で、本来ならマイルグランプリ南部杯の方に回るはずの馬までこちらに出てきた事が大きい。

陣営の思惑まで批判するのは筋違いだが、ファンとしてはソルテとジェネラルグラント、セイントメモリーとトーセンアドミラルのライバル関係を考えれば１頭ずつは南部杯に向かって欲しかったのは事実。ライバル同士が同じ路線でつぶし合いするのを見てもコップの中の嵐というやつで面白さはあっても周りの評価は上がらない。どんな場所にも遠征してPRを欠かさない高知競馬を見習うべき。

さて、このメンバーではさすがに私のお手馬ゴーディーも厳しかろう。上り馬グランディオーソがどこまでやるのかが馬券の肝と見た。前走の強さがどこまでこのメンバーに通用するのか。興味津々である。

そして、JRAから移籍のインペリアルマーチが新天地でどれだけやれるのかも興味深い。素質は凄いが持て余したままでの移籍。鞍上に恵まれなかったのが原因ならこれからまだまだ伸びしろが見込める。馬券では外せない。

ソルテ、ジェネラルグラント、セイントメモリー、トーセンアドミラルは当然上位だがミラーコロやマルカンパンサーの充実も目に付く。ツルオカオウジのしぶとさも注意。

馬券はパドック見てからある程度絞らねば元がいくら掛かるか解らない混戦レース。単勝に絞って２点ぐらいで買いたい。