今週の2頭・・・クランデールとイルミリオ

今週の2頭・・・クランデールとイルミリオーネはそれぞれ10着と7着でした。

クランデールは外から好発外5番手横隊で3角。コーナーワークで位置取りを下げてズルズル後退。ちょっと行き過ぎた感じ。

イルミリオーネは発馬５分から先手主張、5番をいかせて3番手。4角上がって行こうとするも反応無く伸びずばてずのダラダラ。
パドックから違和感があって、特に左前がギクシャク。
ソエか深管などチクチクしてるんじゃないかと心配で見ていましたが、レース後硬さが出て手前をコロコロ替えていたとの事。振り上げて叩き付ける様な走りをする馬なので、前脚が突っ張ってるように見えたので心配です。この後症状が出るにしろ出ないにしろ間を取らないとダメでしょう。

ダートを試す事を言ってきましたが、ここから使えるレースを想定しても2か3戦。あと3ヶ月しかない状況まで来たらダートを使えないでしょう。こんなに追い込まれる前にしておかなければならないのに、楽観的に芝を使ってきた印象。これからはビクビク芝を消極的に選択せざるを得ない状況。
ダートが上手いとは思っていません。ただ未勝利戦で勝ち負けできるレベルさえあれば選択肢として勝ち上がるための手札が増えます。（フラガラッハも未勝利勝ちはダート。だが向いているとはとても言えない）

この先一体どこの、どのレースに向かえるでしょうか？6月中は無理でしょう。硬さが出てる、疲れが見えるならこれまでの間隔では使えませんから。
7月なら中京か函館。数を使いたいなら開幕週から使っていかないとダメですがどうでしょう？とても向いているとは思えません。函館3週目と6週目に2回使って札幌最終週で3戦取れるか？中京なら次は小倉か函館。２戦で終了でしょう。
ダートがこなせるなら8月開幕週にダートで権利取りで、最終週に芝で勝負も出来ましたが、不明な以上そんな選択も出来ません。どんな適性か分かっていれば取り得る戦略も広かったはずです。自分で袋小路に嵌って行っている。
掲示板に載って優先出走権がないと思うような調整も出来ない中途半端な最後を迎えかねない。7月8月は出走ラッシュでもあり、どんな状況でもとりあえずって出してくる馬も多い。
ここまで追い込まれても手札が芝しか無い以上、勝算は低くなります。地方から出戻り？小回りダートです。それなら中央でダートで走ってるでしょう？

リスクマネージメントも戦略眼も無く、血統的にどうにかなるし、浜中騎手も続けて乗りますよでレース選択してるようにしか見えない。
今日なら掲示板にも書きましたが、芝なら新潟の2200、ダートなら1800が選択できたはずです。
この馬の走り方、体重、諸状況からレースをドンドン使っていくのはリスクが高いとは感じないのかプロは。完全に慣れすぎてルーチンワークだけしていれば責任など無いとでも思っているんでしょうか？

2頭とも初戦では勝ち上がりは大丈夫だろうと思っていましたが、かなり追い込まれた状況です。イルミリオーネだけは何とかして欲しい。