牝馬戦線進捗

先々週のアイビーＳのソウルスターリング、先週のアルテミスSのリスグラシューとフローレスマジック、そして今週のミスエルテの圧勝で、ほぼ今後の牝馬戦線の趨勢が見えて来た。
現状、この4頭にコロナシオンを加えた５頭が突出してるように見える。

レーヌミノルもかなり強いと思っていたのだが、京王杯2歳Sのレースを観た感じではG2クラスの印象。好きな血統なので巻き返して欲しいが、今回のレースから上の５頭のようなオーラを感じられず。

しかし、今年のPOGはソウルスターリング、フローレスマジック、ミスエルテ、コロナシオンを取っているので予想外の豊作ムードで、間違いなく牝馬クラッシックを取れると過信に皮算用。

しかし牝馬に比べて良血トゥザクラウン、ラボーナの凡走、ヴァナヘイムの敗戦など牡馬戦線はかなり混迷していて今一つコレという主役が登場していない様子。
新馬勝ちしたPO人気馬のサトノアーサー、アルアインでは直線追われてか走るディープ産駒らしい沈みこむフォームのアルアインが好印象。ただ昨年も同じように新馬での沈むフォームに騙されたシャルールの例があるので、確定評価は2戦目でどんなレースをするのか次第。

もう一頭だけ牡馬用に残しているPO枠も、年末までに未出走の候補馬から決められるのか怪しい雰囲気。まだ未出走の大物がいる予感。