ダービーの２強　果たしてこの２頭で決まるのか？

勢力図、または能力的にも２強と言われそうですし、自分もある程度はそう見てますが、果たして２強で決まるのか？

２強の３歳春時点での能力的な比較で言えば、ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃ＞ﾘｱﾙｽﾃｨｰﾙとは見ていますが、勝負は必ずしもその通りになる訳でもないのは、何度も見てきています。
しかしこの２頭、２強との下馬評だとしても、一般の見方以上に自分は相当能力差があるとも感じます。
前走まで２回対戦で１勝１敗。　しかしﾘｱﾙｽﾃｨｰﾙが唯一勝った共同 通信杯も、完璧に立ち回ったﾘｱﾙに対し、ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃは折り合わず、位置取りも無理やり下げ外々を回る競馬。　ﾘｱﾙは内々。
それでもあの着差なので、この時点でかなりこの２頭の力は違うと感じた人も多いと思いますが、それが次走の皐月 賞で証明され、その通りの結果に。
坂を登る時の馬力が違いすぎる印象を受けました。

舞台は東京に変わっても、まともに走られてはﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃを負かすのはかなり難しいでしょう。距離、コースとも今回の方がﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃにとってより力差を見せれる舞台でもあるでしょうし、ﾘｱﾙｽﾃｨｰﾙは展開、万全の状態面、馬場、相手のロス、そしてこの１ヶ月半での肉体面での成長、このどれもが揃ってないと勝つということはないと思ってます。
ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃも前走からの成長もあるとすると、ﾘｱﾙに急激な肉体面の成長でもないと正直かなり厳しいのかもしれません。

やはり展開面（ペース）がポイントと言えそうです。　ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃがもし負けるなら超スローで上がりだけの競馬になった時。　ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃはやはり折り合い難しい馬でもあるので、そのような展開になったらﾘｱﾙｽﾃｨｰﾙにとってはいい流れだと思えます。

ペースが普通のスロー（５F ６１秒）でもﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃに勝つには厳しいと思える。 極端なスロー、超ドスロー(最低でも62秒以上)でないとという感じでイメージしてます。
またレースが上手いタイプだけに好位置を取ってのレースの可能性も高そうですし、ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃの絶好の目標にもなり兼ねないのも何とも、皮肉と言うかなんと言うか・・・。

データ的にもﾘｱﾙｽﾃｨｰﾙには厳しいものも実は結構あるのもどうだろうと感じさせます。

勝つのはこの２頭のどちらかという見方に変わりはないのだが、確率的に出せば
ﾄﾞｩﾗﾒﾝﾃ　８０％
ﾘｱﾙｽﾃｨｰﾙ １０％
正直こう見ざるを得ません。