天皇賞秋での４歳人気有力馬

展開的には昨夜上げた日記のようなイメージ。　１９９９年、２００８年、２０１１年など稀にある底力勝負の可能性は低いと思えます。

そうなると枠順、折り合い、瞬発力とこの３つがレース時には重要なファクターになりそうです（?０?）
想定した展開なら中団で溜める組なら逃げるｴｲｼﾝﾋｶﾘから６馬身圏内の位置で上がり３４．２秒の末脚が必要。　前の先団組なら有力ではｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀ辺りで３４．７秒の上がりは不可欠。

今日は有力と思われる人気馬の中でも４歳馬について（＊０＊）　

ｴｲｼﾝﾋｶﾘは４歳になって相当気性面も成長してる印象。　距離は１８００ｍがベストの印象も否めませんが、展開面では有利に持ち込めると思います。　唯一厄介かと思えた横山典Ｊのｳﾞｧﾝｾﾝﾇも毎日王 冠が先行してさっぱりだったのである程度下げてのレースも考えられますし、ｶﾚﾝﾐﾛﾃｨｯｸ、ｸﾗﾚﾝﾄが後続になる逃げは結構楽な展開になると思えます。　
ＧＩだから人気の逃げ馬はマーク厳しい、ＧＩレースの流れ、とはよく言われますが、実際昨今のＧＩでは前哨戦と変わらない、あるいはそれ以下の緩いペースで流れることもしばしば（?０?）　皆折り合い優先で脚を溜めたい馬が多いのがその一番の要因かと考えます。

今回もﾗﾌﾞﾘｰﾃﾞｲを除いた有力馬は前にはあまり行きたくないタイプ。　そのﾗﾌﾞﾘｰﾃﾞｲも１人気濃厚で早めの競馬で「後ろから差されたら・・・」の心理は乗り替わりの浜中Ｊならあっておかしくない。　「緩ペースに落としさえすれば・・・」と武 豊Ｊも思うでしょう。
自身上がりが３５秒そこそこの展開が唯一ｴｲｼﾝﾋｶﾘが勝てる策略にも思えます。

ｼｮｳﾅﾝﾊﾟﾝﾄﾞﾗ（４人気想定）は決め脚確かで３歳の昨年よりも着実に力付けてる印象。　ｵｰﾙｶﾏｰは確かに強い勝ち方でパワーＵＰは間違いなさそうに見えました。　しかし昨今の牝馬の当レースでの活躍からすると、そんなに頻繁に出過ぎるものなのかとも思いますし、勝つまではイメージしにくいです。　買うなら連下まででしょうか！？　

ｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀ（想定７人気）も休み明けの毎日王 冠を３着でそこそこ人気になりそうですが、どうも詰めの甘さが気になって仕方ありません。　距離も昨年秋以降は１８００ｍベストの感もしますし、ＧＩとしては手軽なメンバー構成といえど、ここで勝ち切る馬には見えないのが個人的な印象です。　古馬になってますますかつてのﾀｲｷﾌﾞﾘｻﾞｰﾄﾞ、ﾄｩｻﾞｳﾞｨｸﾄﾘｰのようなあと一歩が甘い典型的なタイプだと思います。　レース巧者ではあるものの３歳春と違って決め手が甘く完璧にレース運んでも、何かに差される、そんな印象が拭えません。

この世代は世代レベルで言えば2000年クラシック世代の再来かもしれないぐらいの世代だと個人的に思ってます。
古馬になってのＧＩでは宝塚記 念で一応ｼｮｳﾅﾝﾊﾟﾝﾄﾞﾗが３着には入ったものの、人気背負ってＧＩで好勝負できそうな馬がいないと感じてます！Σ(×_×;)!
ﾊｰﾌﾟｽﾀｰが引退してなくても中長距離ＧＩでは同じで、脅威的な存在感のある馬は今のところいない世代だと思います。

後々時間がある限り他の有力人気馬についても個人的見解を述べて行きたいと思います。