琴奨菊優勝おめでとう！　長かったこの１０年・・・　

琴奨菊おめでとう???！！！！（＾０＾）
千秋楽の本割で豪栄道を破り見事に優勝を決めてくれました（＞＜）　１４勝１敗と３横綱全て撃破を含む見事な内容で１０年間勝ちのなかった日本出身力士の幕内優勝をとうとう成し遂げました（＾＾）

２００６年初場所の栃東以来、日本出身力士の手に賜杯が渡される瞬間を見ることができました。　正直２０１２年の５月場所で日本出身力士の幕内優勝の絶好のチャン ス（稀勢の里と栃煌山に）だったところをモンゴル出身の旭天鵬に優勝されて、もうこの先少なくとも俺が生きてる間は（純日本人力士の優勝）ないかも・・・とも思うくらい、諦めの気持ちもありました。　しかし今日、遂に１０年という長い月日の間閉ざされてた、重く硬い扉を琴奨菊がこじ開けてくれましたね（＞＜）
本当に感動しています！

今場所は８連勝目となった稀勢の里戦のあの内容で、ある程度確信めいたものを感じ、その後ここでの日記に書いてきた通りですが、先場所までの琴奨菊とは違う何かを感じさせるものがありました。　この８日目の稀勢の里に勝って８連勝とした時点で優勝あり得るとしてずっと応援メッセージをここで書いてきましたが、実現化して本当に嬉しく思います（＞＜）

がぶり寄りと土俵際での瞬時の切り替えで見事な１４勝１敗での堂々の優勝です！

本当に長かったですね・・・この１０年は・・・。　相撲界にとって特に２０１０年以降は激動の時期でもありました。　いじめ、八百長、賭博と本当に色々あり、八百長問題で相撲興業自体が中止という前代未聞の事態にもなりました。　
琴奨菊のいる佐渡ヶ嶽部屋でエース格だった大関琴光喜は２０１０年、賭博への関与で相撲界を追放され、部屋としてもそこから琴欧州の落ち込みもあり、幕内優勝へは遠く、雰囲気も良くなかった時もあったと思います。　琴奨菊も度重なる怪我で結果もなかなか出ず、特に肩の怪我は長引き、近年は肩にテーピングして相撲を取る姿を見るのが当たり前にもなってました。
しかし諦めない精神と昨年入籍した奥さんからの配慮や新トレーナーの下での改革トレーニングで見事幕内優勝するまでになりました。　本当に諦めずにやれば、思いは叶わなくもないというのを示してくれて、多くのファンの人に夢を与えたと言っていいでしょう！！！

来場所のことは今はいいです。　今日は祝杯ですね（＾＾）

それと個人的に今場所感じたことでは横綱白鵬ですが、もう気持ち的に限界に来てる感じもしなくもありません。　もしかしたら来月?春場所前での引退も可能性としてはなくもないのかもと思えてきます。　やはりあそこまで頂点で居続けて、モ チベーションを保つのも大変だと思いますし、キリのいい３５回優勝までというのも一つ節目でいいとも思います。

来場所からは未来の大横綱の資質充分の照ノ富士も帰ってきますし、照ノ富士に引導渡されて引退するか？　その前に引退するか？　いずいれにしてもこのどちらか、つまり年内の引退は濃厚に思います。　まだまだ年齢的にはやれますが、大横綱であればあるほど引き際はあっさりだと思います。　相撲内容でも「後の先」（ごのせん）に挑んでるのも、もうやることなく、モ チベーション保てないからだと個人的に思いますし、身体的にも長年の横綱としての激戦できつくなってきてると思います。　朝青龍問題の後や先記のいじめ、八百長、賭博という相撲界のピンチの時も一人横綱として相撲界を支えてきたのは紛れもなく白鵬です！　もう充分過ぎですし、これ以上の記録も自身の記録更新しかありませんからね。　キャリアの終わりを考えてもいいなぁという感じします。

とにかく今日は、日本出身力士の１０年振り幕内優勝に歓喜できた素晴らしい日でした！
琴奨菊、本当におめでとう（＞＜）