いばらの道ではあるが、応援したくなります

今朝「めざましＴＶ」でも藤田菜七子さんのＪＲＡ騎手デビューについて取り上げてました。
現在ＪＲＡでは空位になってる女性騎手で今回１６年振りだとか（＊＊）
初々しく華々しさもあり、競馬ファンにとっては「光明が差す」感じにもなります。　模擬レースでは見事に１着。　
しかし現実問題、ＪＲＡで女性騎手としてやってくのは半端でなく大変なことで、まさにいばらの道であります。
応援はしたいのですが、乗り馬すら確保できるのかどうか！？　昨今は周知のようにエージェント制でもあり、乗り馬の質はエージェント次第といっても過言ではありません。　未勝利戦でも勝つチャ ンスのある馬に乗るのも大変でしょうね。

昨年来日したオールブレスＪのように乗り馬の質以上に活躍する例もあるので、藤田奈七子Ｊには厳しい状況だと思いますが、とにかく頑張ってほしいです。　更にウマ女を増やすきっかけにもなればいいですね。

世界的に見ても女性騎手が重賞を勝ったりなんてのはとんでもないこと（＊＊）　ウオ ッカの近代競馬でのダー ビー制覇やジェンティルド ンナのＪ Ｃ連覇よりももっともっと大変なことだと思います。

昨年引退した男の藤田Ｊが良く言ってた「騎手なんて強い馬に乗ってれば誰でも勝てる」、確かにそういった部分もあるとは思いますが、じゃあ例えばディープ インパクト、オルフェ ーヴルに女性騎手が乗っても勝てるか！？と言われればどうでしょう！？
個人的にはそれでも勝つのは難しいと思います。
２頭とも桁違いの強さの名馬ですが、危うさも兼ね備えてるのも特徴で、騎手がそれを御すのも腕と体力が必要だと思いますし、女性で同じことをできるかとなるとどうでしょう！？

現在はそんな考え自体ありませんが、もし競馬界で女性騎手の台頭を胴元が考えたいなら、牝馬限定レースがあるように女性騎手限定レースを作る、あるいは牝馬には女性騎手しか乗れない制度にするなどしかないでしょうね。　そうすればジェンティルやウオ ッカのような歴史的名牝の出現で大レースにも人気馬として女性騎手が乗ることもでき、チャ ンスもなくもないかもしれません。　

とにかく来月のデビューで最初はマスコミも色々と取り上げるでしょうけど、騎手道に専念して頑張ってもらいたいですね（＾＾）　楽しみにしてます♪