春場所１１日目、遂に全勝消える　

無敗の１０連勝できてた稀勢の里は昨日の結びの大一番で白鵬と激突。　真っ向勝負で挑みましたが、白鵬の今場所多く見られる右のかち上げ（右エルボーで反則すれすれ？）を食らい、得意の左四つの形には持ち込めず、一気に寄り倒されました。　これで全勝力士なしで１敗で白鵬、稀勢の里、豪栄道と３人並んでます。

自分の予想がハズレててほしかったですが、昨日の一番はやはり予想通りの結果でした（??）　白鵬は先場所まで３場所連続優勝なしで横綱昇進後は２回目。　今場所優勝逃すと横綱昇進後では初の４場所連続優勝なしで引退もあり得る状況！？

白鵬は相当死にもの狂いで相撲取ってる印象ですよね。　今場所は嘉風への超ダメ（投げ）押しで土俵下の審判員の元逆鉾を骨折させるなど、荒々しい相撲が多く、優勝のためなら横綱の品位を捨ててでも今場所優勝したいという心境が伺えます。　これが本来のモンゴル力士なのだとも感じます。
昨日の稀勢の里戦でも横綱として「受けてやる」なんて姿勢は微塵もありませんでしたね。　まるで挑戦者のような相撲の取り方。　あの右のかち上げは強烈で、昨日の稀勢の里はだらしなくて負けたのではありません。　白鵬が強過ぎただけ。あれでは仕方ありません（??）
ただ白鵬は横綱らしからぬ相撲なのは事実。　力落ちを自覚してるからこそ、今場所はこのスタイルの相撲に途中から変えたのだと思います。　組んで取っては今までのように勝てないのは明白ですよね。

昨日朝書いたように、こうなると９０％以上の確率で白鵬優勝だと思います。　稀勢の里に優勝してもらいたいが、きっちり予想するならその可能性は極めて低いと言わざるを得ません。
それくらい実質昨日の一番が「優勝決定戦」だったと思います。

仮にもし「白鵬ＶＳ稀勢の里」で優勝決定戦にもなったとしても、優勝するのは白鵬だと思いますね。　普通場所内で優勝決定戦含め２回対戦ある場合は本割で負けた方の力士が勝つ確率が高いのですが、今場所のこの二人に関しては例外と考えます。
理由は白鵬が右かち上げ「右のエルボー」に必勝パターンを見出してて、それをすぐ克服するのは容易ではなく、その形だと稀勢の里の必勝パターンの左四つの形には持っていきにくいこと(あの感じだとほぼ無理)。　
更に昨日の本割１１日目での対戦なので、千秋楽で優勝決定戦になっても中３日も空いてしまうこと（本割り負け力士が優勝決定戦でリベンジする場合、大体が千秋楽で２回対戦か、もしくは前日対戦が多い）。　時間なるべく開かずの再対決なら１勝１敗はある。

稀勢の里が優勝するには万一の可能性として、自身このまま１敗守った上で、白鵬を４人のうち誰か一人が負かすのを期待するしかありません。
＊この可能性は極めて低いと予想してますが(-_-;)

かど番大関の豪栄道も１敗で大関昇進後初の二桁勝利を挙げ、一応優勝争いにいますが、今日の白鵬戦で２敗になるのは濃厚です。　現在の白鵬はもう本割で負けて２敗目を喫することは可能性低いでしょう！？
白鵬の今場所の残す対戦相手は今日の豪栄道、琴奨菊、鶴竜、日馬富士の４人。　とてもあの鬼気迫る白鵬をこの中で負かす力士がいるとは思えません！？　
琴奨菊は先場所の初優勝時に自身１敗後に稀勢の里から白鵬を破ってもらう援護射撃をしてもらってるのだから、その借りを稀勢の里へ返してほしいですけど、まず無理でしょうね。

綱取となる今場所の場所前予想で琴奨菊は「いいとこ１０勝５敗」としましたが、こちらはほぼ予想通りになりそうです。　それどころかクンロク（９勝６敗）もあり得ますね！？
先場所の優勝は日本人（出身）力士の１０年振り優勝で嬉しかったですが、元々が相撲のバリエーションがない力士なので、今場所が綱取りと言っても実際相撲をよく知るファンなら、とても横綱の器ではないのは多くの人が承知してたと思います。　当然の結果だとは思います。

稀勢の里は一応まだ可能性は残すので、まず今日の苦手な日馬富士をクリアすることですね。　昨日の敗戦に相当ショックを受けてる様子らしいですし、それを引きずると今日も負けて連敗もあり得ます。
何とか踏ん張ってほしいですね。

高松宮 記念・・・また次の日記に書きます（ ＾＾;）
人気想定馬で軽視予定だった２頭、ｴｱﾛｳﾞｪﾛｼﾃｨだけでなくﾀﾞﾝｽﾃﾞｨﾚｸﾀｰまでも回避で配当妙味だいぶ薄れました・・・。
桜花 賞、皐月 賞が堅そうなレースだけに、ここでそれなりの配当をと見込んでましたが、どうやらここでも安めの配当になりそうです！？(-_-;)