サトノダイヤモンドは本当にダービー勝てるのか！？

先日終了した牡馬クラシック一冠目の皐月 賞！　「３強決着はなくとも勝ち馬は３強から！」と自分も含め、多くの人がそう予想したと思いますが、展開や実力的な問題だけでなく、やはり「ジンクスも絡んでいたんだなぁ・・・」と改めて思わされました。
それはレース前にも知っていましたが、レース前では「たまたまだろう！？」、「有力馬がその対象にいなかっただけだろう！？」と思っていて、今年はこの３強が対象なのだから、「それも覆されるはず！」と思ってました。
しかし結果はまたしても・・・（??;）

それは１月生まれ馬のジンクス・・・　周知の通り皐月 賞での３強はいずれも１月生まれで、１／２８、２９、３０という生まれ（＊０＊）　
馬の生産は春の３?４月が圧倒的多いので母数というベース自体が１月とは違うのも承知しているが、それでもこの差は何なんでしょう！？　他に色々な理由（育成環境が数ヶ月違うだけで草の質も全く変わるなど）もあるでしょうけど、あまりにも顕著な結果となってます。

昨日それについてみっちり調べてみました。

●生まれ月別、中央平地ＧＩ勝利頭数
＊対象はグレード制導入後の１９８４年以降で、海外所属馬を除く、中央平地ＧＩ勝利馬のみ換算。

１月　 １４頭
２月　 ４２頭
３月　１１１頭
４月　１２８頭
５月　 ７７頭
６月　 １０頭

＊春の牡馬クラシックに関しては、１月と同じく母数少ない６月でも、ﾅﾘﾀﾀｲｼﾝの皐月 賞勝利あるので、１月生まれ馬も言い訳できない！？　
＊全体の牧場でのデータではないですが、時代の流れと状況はほぼ同じで考えると、１９９０年半ば頃までは１月生産馬は皆無（添付２参照）らしいので、各生まれ月の母数差があり過ぎて一概に１月弱いとは言えないものの、それでも結構な差でもありますね（＾＾;）
ちなみに先々週の桜花 賞を勝ったｼﾞｭｴﾗｰは１月生まれ。　牝馬の三冠はこのジンクスないんですね・・・（＾＾;）

そして何と・・・上記のように皐月 賞だけでなく、次の二冠目の日本ダービ ーもまた、そのジンクスが在り続けてる。　またもやｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ、ﾏｶﾋｷ、ﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞには破らなければならない壁が立ちはだかります！？　そして菊花 賞でも、つまり牡馬クラシックでは１月生まれ馬の勝利は未だにないんです（??;）
皐月 賞の時はこれをあまり重く見ませんでしたが、やはり長年続いてるものはバカにできませんね（??）　ｸｲｰﾝＣ勝ち馬の桜花 賞制覇なしもまた然り（＾＾;）

来月の日本ダービ ー、おそらくｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞは皐月 賞に続いて１人気だと思いますが、果たしてこの壁を乗り越えることができるのかどうか！？
この他にもｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞについては結構なマイナスデータもあるにはあるので、正直疑ってもいます。　オーナージンクス、高額馬のクラシックジンクスと合わせると、トリ プルで立ち塞がってくる壁に挑まなければならない今年のｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ。　ルメールＪという鞍上はこれらを覆すための強い味方になってくれるのか！？ 果して結果はどうなるのでしょう！？

今回の皐月 賞では、過去から１月生まれ馬が元々少ない上、今年の皐月 賞ほどの有力馬もいなかったから、「たまたま」と考え、◎ﾏｶﾋｷで撃沈したのも偶然ではなかったのでしょう！？　
やはり馬券的にはここをもう少し気にしてればですね。　リオンとサトノの皐月勝ちはないと確信してたのだから、ﾏｶﾋｷが万一勝てない場合のもう１頭を用意しておくべきだったと猛反省です（??;）
自分のレース前の予想でも、今年の皐月 賞を勝つのはほぼ間違いなくＤＩ産駒と言ってただけに、そう考えられてたら、残るＤＩ産駒は４頭。　この中からのもしもを再検証すべきだったんですね（??;）　この失敗が直接次のダービ ーに活きる訳でもないですが、少し角度を変えてのパターンで、違う万一の場合の候補馬を導き出すに至れれば、この失敗は活きると考えますので、懲りずにやりたいです(((＾＾;)

しかし今年のダービ ーは想像以上に難しいのかもしれません（＾＾;）