日本ダービー３週前　サトノダイヤモンドの栄冠は！？

１人気、無敗で迎えた皐月 賞は３着。　個人的にはダービ ーでこそ◎の馬と見ていたので、皐月 賞の結果自体は予想通りの着順ではあったものの、ダービ ーにつながる負け方かと言われれば、正直疑問符を付けざるを得ません(((^^;)

ダービ ーでは他の有力馬との枠順での兼ね合いによりますが、枠順が極端でなければおそらく次も１人気（＊＊）
皐月 賞で◎にしなかった理由は色々あり、距離、初輸送での中山、ローテーションが主な理由ですが、今度はそのローテーション（ダービ ー狙いできさらぎ 賞?皐月でやや余裕残し）が好感を持たれるでしょう！？
前走が＋６キロだったので、ダービ ーでは多少の成長分があったとして増量してても、数字以外の実質の中身ではいくらか絞れての出走となるとは思います。

あの皐月 賞、３着という結果自体はダービ ーに向けて及第点とも言えなくもないのですが、内容がどうも気に入りません(-_-;)　当日は超強風の影響もあって、ペースが乱れ１０００ｍ５８秒台のＨペース！Σ(×_×;)!　ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞはさっと中団に控え絶好の位置取り。　４角手前で徐々に進出し、先頭行くﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞを射程圏に入れて直線へ。　しかしここからＨペースで飛ばしてたﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞとそれを追い掛けたｴｱｽﾋﾟﾈﾙを交わすのにかなり手間取る(^^;)))
更には後ろから来た勝ち馬ﾃﾞｨｰﾏｼﾞｪｽﾃｨにはあっさり交わされ、その後を追走してきた３強の一角ﾏｶﾋｷにも交わされての３着(*ToT)
もちろん直線でのﾘｵﾝﾃﾞｨｰｽﾞの斜行による煽りをｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞも受けてはいたのだが、内容的にはダービ ーで勝てるとは強く感じなかったというのが正直なところです(((^^;)

次も１人気になるであろう理由は先程の「ダービ ー狙いのローテで皐月は余裕残し的」だったこと。　
更には直線で不利を受け、「まともに走ってたらもっと際どかった」と思われてること。　 そして「血統的にも２４００ｍはいい」
と主に支持される理由はこの３つでしょう！？

あの斜行による不利には色々な意見があると思います。
「あれがなければ勝ってた」という人はさすがにあまりいないとは思うが、池江Ｔのレース後の「２着はあった」に賛同する人が最も多いのではないでしょうか！？
自分はあれがなくても３着だったと思ってますが、２着ﾏｶﾋｷとの着差はあれがなければ実際の結果の半分くらい（クビ?半馬身）くらいで、不利なしでも着順が上ることはなかったと思ってます。

いずれにせよ皐月 賞は前を行く有力２頭に対して、展開利ありながらやっと交わせるくらいで、その後すぐ後ろの２頭に交わされるという内容は、ダービ ーで１人気になるであろう馬としては中途半端で正直物足りません。
一応の言い訳の余地として「余裕残し」「直線不利受ける」はあるものの、強気には推せないと現時点では感じています。

加速性と持続性がこの馬の最大の長所だと個人的には思ってますが、持続性の勝負になった場合でも、更にその上を行くﾃﾞｨｰﾏｼﾞｪｽﾃｨという強力な馬の出現（といってもその強さがあまり知られてなかっただけ）により、その展開でも勝てるかどうか疑問になってしまったこと。
他の展開でイメージしても、スローからの決め手比べでは距離長いとはいえ、スローでもってしまうﾏｶﾋｷには決め手も劣ること。
これらから推察すると、大舞台でどんな展開になっても好走はするのだが勝ち切れない。
そんな馬の可能性はあると感じてます。
「バランスいい馬」なのは確か。　しかし裏を返せば、突出して「これっ！！！」てのがないということにもなります(-_-;)

ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞがダービ ーを勝つには、この１か月半で更なる成長がないと厳しいのかもしれません！？　皐月 賞の走りはまだ伸びシロ残した状態だったとしても、馬体面など急激な成長ない限り、あそこからグンとＵＰするように感じませんし、他の馬にも成長という点では言えますからね。

前にここでも書いた通り、他にもこの馬には越えなければならない壁が結構多い。
＊１月生まれ馬のクラシックでのジンクス
＊２億円超え高額馬のクラシックでのジンクス
＊オーナー里見治氏のＧＩでのジンクス

これら全てを打破できるだけの馬なのかどうか！？
運気がこのオーナーに宿るかどうか！？
要はそこだけのような気も！？