天皇賞秋（有力馬分析） ルージ ュバック　

【ルージ ュバック 想定２人気】
なぜか牡馬相手の方が走る馬で牝馬同士のレースでは勝たないという不思議さも持ってる馬(*_*)　
人間で言えば、女子だけの団体行事や女子会では、やる気見せず覇気もなくツンツンしてるのに、男子のいるコンパや行事ではやたら張り切り、はしゃぐタイプってところ！？
戸崎Ｊは「たまたま」とは言ってるが、男が周りにいないと燃えない牝馬なのかも！？

まぁそれはさて置き、東京の牡馬混合重賞で２連勝は共に１８００ｍ戦。　昨年３歳時点では２０００ｍ以上でこそと思ってましたが、実はこの距離がベストという感じもしなくもない！？
もちろん天皇賞秋の２０００ｍも充分範疇でしょう。　
ただ今度はＧＩで牡馬と走ることになりますので、これまでとはちょっと変わった状況。

外差し気味の馬場とはいえ、毎日 王冠は本当に見事な勝利でしたね(^^)
素軽さのある走りも東京向きですし、今回も期待できる１頭に違いないでしょう！？

この馬に関して今回のポイントと考えるのが、昨年のオーク ス時にも話題になり、ファンの間でも賛否両論もあった
「外厩仕上げ」　（厩舎の信頼なく？天栄での作りで厩舎滞在短め）。

これを再び敢行してきました(*_*)　今回もこれがどう出るか？
昨年オーク ス時は、自分は馬が強いからと◎で行きましたが、○ﾐｯｷｰｸｲｰﾝに敗れての２着も、一応はさすがという結果でした。
今回２度目の同じ手法で再びＧＩへ臨みます。
馬自体はここで勝ってもおかしくもない力は持ってるとは思いますが、馬の能力以外のここら辺の部分をどう判断するかですね。

「ノーザ ンのやることだから２回目は結果出す」と考えるか？
「やはり外厩仕上げでＧＩ勝たれたら、きゅう舎、調教師の存在は何なんだ！にもなり兼ねないし、邪道なルートで勝てるほどＧＩは甘くない」と取るか？
これも見方は分かれるところだと思います。
自分はこのやり方自体は好き嫌い別にして、臨戦としてはそんなに問題視してなく、昨年オーク ス時同様、今回のＧＩでも充分やってくれるとは思っています。
きゅう舎の存在意義が問われるのは寂しいですけどね(((^^;)
大竹調教師、頑張れ?！！！(^0^)

馬の個体能力タイプで見ると、レース展開的には道中スロー気味で上り勝負の方がいいと思ってます。　
展開予想としては、今回ｴｲｼﾝﾋｶﾘの逃げがそれ程速いペースでは行かないと見てますが、かといって極端なﾙｰｼﾞｭﾊﾞｯｸが好むスローまでもなさそう！？
２０００ｍ戦で道中からスピード競馬、追走に脚使わされる展開だと、本来の持ち味は出ないような気もしますが、どうでしょうね！？

個人的には前にも書いたように、リーディング確定的な戸崎Ｊが、この秋もＧＩは勝つと見てますので、先日の秋華 賞で勝ってれば、ﾙｰｼﾞｭﾊﾞｯｸは軽視寄りにもしたかったですが、結果はあの通り。
わかってる限りでは、今後のＧＩでの騎乗馬のラインＵＰから、今回のﾙｰｼﾞｭﾊﾞｯｸ以外でﾁｬﾝﾋﾟｵﾝｽﾞCまで見た場合、ＧＩ勝ちは厳しいと思えるだけに、あるなら今週ってのは想定しておきたいです(^_^)

ただオチとして、阪神 ＪＦや朝日 杯に有力馬回ってきて勝つってことも想定してますが、現段階ではそこでの騎乗馬もわからないので、今週の天皇賞秋でのＧＩ勝利も想定しておく必要がありますね。
馬も力は充分ですし充実の４歳秋（^_^)　今年のメンバーは２０００ｍという適性面で見ると、力自体は拮抗しているものの、正直例年よりもレベルは落ちるメンバー構成と見てます。
それだけに牝馬として臨むﾙｰｼﾞｭﾊﾞｯｸや、初の２０００ｍＧＩへの挑戦になるﾓｰﾘｽにとっては絶好の状況でもあると感じてます。

昨今では牝馬も多く天皇賞秋も勝てるようになってきた通り、タフさよりも上りの切れを要求されるケースに時代的にも変わっていってると思いますし、素軽い決め手を持つこの馬にはマッチするとも取れます。　
ｴｱｸﾞﾙｰｳﾞが勝った頃は馬場も違いますし、あの頃の馬場で牡馬の一級馬にＧＩで勝つことはとんでもないことでしたが、現代は違います。
ﾙｰｼﾞｭﾊﾞｯｸがデータ面でマイナスになるのは、過去の牝馬で勝利馬したｳｵｯｶ、ﾌﾞｴﾅﾋﾞｽﾀとの比較で不足点あることですが、現代の東京２０００ｍＧＩに必要な資質では適合はしてると思います。
１人気でもない状況もいいですし、あとは戸崎Ｊがこの馬の持ち味をどう引き出すか？

馬のタイプとしては、イレ込みやすいところもあり、発汗もしやすい馬なので、パドック見るまでは何とも(((^_^;)ではありますが、そこをクリアできれば有力なのは確かだと思います(^_^)