有馬記念　当週突入！　徹底比較 ｷﾀｻﾝB＆ｻﾄﾉD?

昨夜はクラブＷ杯で鹿島アント ラーズがレアル相手に大健闘の延長戦敗北(*_*)　本当にお見事でした(^_^)

昨日の朝日杯は６人気ｻﾄﾉｱﾚｽの勝利で、先週香港からの里見オーナーの勢いを感じる結果に(*_*)
有馬 記念は２人気ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞで海外含めると３週連続ＧＩ制覇に挑むことになります。
昨日のレース後の印象では、オーナーの勢いで有馬 記念も勝ってしまうかも！？と素直に感じました。
ただ少し時間経って考えると、ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞの方も状況から気になる点はそれなりにありますね。

先週まではｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸとｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞで馬個体、レース想定展開、騎手、きゅう舎、オーナーという各方面からの検証を書きましたが、今回はこの２頭での個人的に引っ掛かる状況の点を含めまとめてみます。


【ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸ】?マイナスになる得る点?

?先週も書きましたが、武 豊Ｊが有馬男ではない点。
超歴史的伝説の名馬の引退レース２勝(ｵｸﾞﾘｷｬｯﾌﾟ、ﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ)のみで、普通の名馬クラスでは勝てない武 豊Ｊの有馬 記念というのがここまでの事実(((^^;)

?サブちゃんが「まつり」を昨年の京都、中山、今年の京都、東京と４度も歌ってる点（歌い過ぎ？）　
しかし３度あっても４度はないは良くあるが、Ｊ Ｃ勝利して４度あったのだから、５度目もあると考える方が普通！？
＊ﾃｲｴﾑｵﾍﾟﾗｵｰの例に倣えば却ってプラスとも取れる。

?年間で逃げて古馬王道ＧＩ３勝は前人未到。
（しかし今回はたぶんﾏﾙﾀｰｽﾞｱﾎﾟｼﾞｰに逃げる気があれば、武 豊Ｊは控えてﾏﾙﾀｰｽﾞを行かせると思えるので、こちらは一応気にしとく程度）

?やはり最大の懸念になり得るのは「展開」
（ｺﾞｰﾙﾄﾞｱｸﾀｰ、ｻﾄﾉﾉﾌﾞﾚｽのマークは、実際厳しくなるのは確かだとは思える）


【ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞ】?マイナスになり得る点?

?昨日の結果を受け、逆に里見オーナーが勝ち過ぎで２週連続中央ＧＩ制覇というのが引っ掛かる。
その記録は並大抵のオーナーでは基本的にできない。（サンデーＲ、社台ＲＨなど基本的には大オーナーが達成する領域）
更に海外合わせ３週連続となると、見方変えれば嫌な感じにも思える。
同月に海外も含めてＧＩ３勝オーナーはサンデーＲでも達成したことない記録。
いくら勢いづく里見オーナーでも、そこまではどうでしょう！？
社台ＲＨが３連続ＧＩ勝利はあるが、あの時は月跨ぎ。

?池江きゅう舎は有馬 記念きゅう舎でその着入り回数は近年驚異的だが、まだ調教師として４０代の若さなのに、今回勝って有馬 記念４勝？？？　
そんなに上手く行くのかってのは個人的にあります。　今後もノーザンＦ生産馬で里見オーナーも含めた有力馬は何頭も入厩し、有馬はこの先も何回も勝つチャンスあるきゅう舎だけに尚更。
ここは懸念材料と思ってもいます。
＊ただ昨日の朝日杯勝てなかったのは（有馬勝たない見込でﾐｽｴﾙﾃで勝つと思ったが）却ってきゅう舎としてはプラスに思います。

?ＤＩ産駒が、３歳で３歳ＧＩ＆古馬混合ＧＩとの２勝以上は既にｼﾞｪﾝﾃｨﾙﾄﾞﾝﾅが達成済みな点。　
あのｻﾝﾃﾞｰｻｲﾚﾝｽ産駒（挑戦1995?2006年の12回）でもﾏﾝﾊｯﾀﾝｶﾌｪでの１回のみ。
まだ５回目挑戦のＤＩ産駒で、そんなにＳＳの記録を早く超えるかという点。

?ＤＩ産駒は勝てば今年の年間中央平地ＧＩ９勝目で、自身２位の記録。　

?ルメールＪが１クール（春秋各１クール）でＧＩ３勝する騎手ではない！？と思える点。
今年春もＧＩではかなり有力馬に乗り続け、勝ったのはＮＨＫのﾒｼﾞｬｰｴﾝﾌﾞﾚﾑのみ。
今秋は既に自身の記録タイの１クール２勝達成済み。　GI量産型でないルメールＪはこれ以上勝つかっていう疑問はある！？

両者の比較で言えば、まず３歳秋段階同士で比べてみると、レースでのﾊﾟﾌｫｰﾏﾝｽ、マスコミの評価も含め、３歳時点では圧倒的にｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞが上とは思います！？
そして現在での能力推定比較。

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸは４歳になりパワーＵＰ。
個人的には秋になってそこからもう一段強くなったと感じてます。

現段階ではｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞも進化途中ということもあり！？　ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸが０．５点ほど上とは感じてます。
しかしこの年末の有馬では３歳との斤量差２キロ。 ほぼ相殺されるかと見てます。
勝負は時の運(-_-;)
今回のこの２頭、命運を分けるのはちょっとしたことかもしれませんね！？

次回は２頭のプラス材料で比較します(^_^)