天皇賞春(^_^)　２強対決どうなる！？　?

昨日は天皇賞春における２強対決の過去の例を取り挙げましたが、現代では3200ｍ戦と特異な距離でもある当レースだからあのような２強の結果になるのか！？

２強でなく、３強の下馬評の当レースの場合ではどうか！？

結果は一転、そのケースではほとんどが３強で着占め（1.2.3着）という決着(^_^)

＊同じくグレード制導入後の1984年以降で以下の通り。

●1997年　ｻｸﾗﾛｰﾚﾙ　ﾏﾔﾉﾄｯﾌﾟｶﾞﾝ　ﾏｰﾍﾞﾗｽｻﾝﾃﾞｰ　　（順に???着）
●1999年　ｽﾍﾟｼｬﾙｳｨｰｸ　ｾｲｳﾝｽｶｲ　ﾒｼﾞﾛﾌﾞﾗｲﾄ　　　（　〃???着）
●2001年　ﾃｲｴﾑｵﾍﾟﾗｵｰ　ﾅﾘﾀﾄｯﾌﾟﾛｰﾄﾞ　ﾒｲｼｮｳﾄﾞﾄｳ　（　〃???着）
●2002年　ﾅﾘﾀﾄｯﾌﾟﾛｰﾄﾞ　ﾏﾝﾊｯﾀﾝｶﾌｪ　ｼﾞｬﾝｸﾞﾙﾎﾟｹｯﾄ（　〃???着）

と見事に全て３強で決着(*_*)　
脚も止まって３着争い際どかった、1999年のｾｲｳﾝｽｶｲでさえ、僅差凌いで３着残るほど、何か運命的に３強決着は義務付けられてるのでは！？と思いたくなるくらいです(^_^)

３強なら一応形式上もライバルを他に２頭見て(意識して)のレース。　
２強の場合は相手を実質１頭に絞ってのレース。　
この違いが、２強は並ばずとも３強は並び立つという結果に関係してるのではないかと個人的に思ってもいます。

つまり２強の場合は、負かされる形になってしまった２強のうちの一方は、その他の馬に展開利も与え、着外になるということ！？
３強ならマークも多少分散され、大きく負かされる形までは持ち込まれにくいってこと！？
個人的な推察に過ぎませんけど、それは考えられなくもないとも思います。

ﾐｽﾀｰｼｰﾋﾞｰのように格上を負かすための奇策や、ﾄｳｶｲﾃｲｵｰのように初距離という側面は今回の２強にはないので、今回もし２強決着しないとすれば、展開面でのところしか考えにくいかもしれません！？

他では敢えて挙げれば、もし差が出るとすれば「臨戦」と「距離適性」だと思います。

まずは臨戦。
前走同レースから臨戦の1996年と1998年を除けば、過去例からも前走で本番に近い距離を走ってきてる方が先着。
この点ではｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞに分がありますかね！？

しかし２強は共に菊花 賞馬。
しかも今年からＧＩ昇格した大阪 杯を狙ったｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸが、前走2000mなのは情状酌量の余地はあるように思います(^_^)
なので、この項を過度に気にする必要もないかも(((^^;)

ただその菊花 賞そのものの比較で見れば、ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞの勝った昨年の菊花 賞の方が、レベルでは断然上なのは確実。
ｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞは既に3000m級レースを２勝してるのも今回アドバン テージとも考えられます。

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸの古馬になっての成長は周知の通りでも、昨年の有馬 記念から能力で大きな変動なければ、上記要素を加味するとｻﾄﾉﾀﾞｲﾔﾓﾝﾄﾞやや優位にも思えますが、これだけレベルでの２頭ですからね(^_^)

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸに関しては、やはり盾男武 豊Ｊの存在が大きいでしょうね！？
天皇賞自体好相性であるうえ、近走乗れてることもｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸを後押し(^_^)
ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸでは実質レースを作れる強みもあるとも言えます(^_^)

昨年の有馬 記念同様、やはり２強の優劣は当日まで付けにくいかもしれません(((^^;)

ただ今回重要項にもなり得るかもしれない「距離適性」に関しては、次でもっと掘り下げてみたいと思います(^_^)