宝塚記念　予想回顧＆レース回顧　キタサンブラック残念(-_-)

春のＧＩシリーズ、並びに上半期の競馬も終了。
締め括りの宝塚 記念は断然の1人気ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸがまさかの大敗(-_-)

昨日の予想としては、とにかく馬場状態が気になるところでしたが、8、9Ｒ見る限り、当日に掛けての雨で、前日までの高速馬場が緩和され、やや時計掛かってるという状態。
前走レコード勝してるｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸにとっては、速い時計の決着でないのは歓迎だと感じました。
しかし同時に同じ芝2200ｍ戦で、500万下とはいえ2分13秒の決着。
道悪巧者ｻﾄﾉｸﾗｳﾝにも向いた馬場であることも否めなかった。

パドック。　
予想の上では、ここが明暗の分かれ目でした。

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸ。
一見いつも通り歩いてるように見えるが、絶頂時のハミをぐっと噛む仕草はあまり見られない。
週中東スポの取材記事で、厩務員さんだったか、「調教後のいつものいい意味でのうるささがない」というのを思い出しました。
その記事を読んだ時に、年明けは2戦とはいえ、どちらも目一杯の仕上げで、さすがにだいぶ疲れが残ってのか！？と感じました。

馬体重も過去最高馬体重の割には太く見えないどころか、却って締まって見えた。
これをどう見るかは迷いました(-_-)
「体重増えてても太く見えない時は、状態良い時」という持論もあり、覇気はなくとも調教もあれだけのものをこなしてるのだから、やはり◎でいいだろうと・・・。

馬場考えてのもしもの勝ち馬候補は、やはりｻﾄﾉｸﾗｳﾝ。
適性チャートでも、ﾌｨｯﾃｨﾝｸﾞそのものは一番の馬。
しかし発汗がキツめで多少入れ込んでる。　
ここは悩みましたが、過度に酷いまでないと判断して、○という判断を最終的にしました。

他では血統からも道悪で適性あるであろうと
▲ﾚｲﾝﾎﾞｰﾗｲﾝ、以下△ﾐｯｷｰｸｲｰﾝ（適性ﾁｬｰﾄﾌｨｯﾄ2位）、ﾐｯｷｰﾛｹｯﾄ、そしてもしもでｼｬｹﾄﾗまで。

さすがに1?3人気は決着はないと思い、三連系のｷﾀｻﾝ、ｻﾄﾉ、ｼｬｹﾄﾗの3頭の組合せは省き、その他の組合せから考えられそうな買い目に厳選で、三連複4点、三連単5点。

個人的には、横山典Ｊが逃げてペース作ると思ってましたので、ｼｭｳﾞｧﾙｸﾞﾗﾝの福永Ｊが逃げたのも意外でした。

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸを完全に疑えてない以上、どのみちｺﾞｰﾙﾄﾞｱｸﾀｰは買えなかったと思いますし、今回は配当も安いと踏んでたので、買い目も結局三連系のみ。

やはり馬券云々抜きにしても、ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸの大敗は残念過ぎましたね(-_-)
新設の春古馬王道3大ＧＩ完全勝利（特別ボーナス）へﾘｰﾁの状態でしたけど、目一杯仕上げてシーズン内でＧＩ3連戦は、やはりいくら体力あるｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸにとってもキツかったということなのでしょうかね！？

しかし北島オーナーの早い決断も立派だと思いました。　
それと同時に、だいぶ前から海外遠征はあまり乗り気じゃないのもコメントから感じてましたので、「国内に留めて走りたい」という点では、今回の結果は却って馬とオーナーにとっては良かったのかもしれません！？

もし昨日の宝塚を勝ってたら、マスコミ含めたファンの期待もあり、海外遠征（凱旋門 賞）へ引くに引けない状況でしたでしょう！？

勝ったｻﾄﾉｸﾗｳﾝはさすがの道悪巧者振りでしたし、ミルコＪの騎乗もさすがのものでした。
キタサンに一旦競り掛け、行かせてペースＵＰさせて自分が控えるあたりは、あまりにクレ バーな騎乗です。
京都 記念連覇で、芝2200ｍはベストでしたし、内回りは関係なかったですね(((^^;)

しかし2年連続関東馬ワンツーとは、関東の人間としては嬉しいですけど、この組み合わせは今年の状況下ではまず自分には買えませんね(((^^;)

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸのはっきりした大敗原因はまだわかりませんが、脚元無事ならば、自分は今のところ「疲労」以外ないのではとも思ってます。

馬場を敗因に考える人もいるかもしれませんが、昨年の宝塚も稍重の発表以上にタフな馬場でタイム差なし3着。
道中展開が今年より速いのに、勝ち時計は今年より遅かったことを考えても、本当に道悪だめなら、昨年のあのタイム差なし3着もないでしょう ！？

道悪だけでなく、外枠、馬体重増も関係ないと思ってます。

やはり大阪 杯時にも清水調教師はコメントしてましたが、休み明けでも
「次走を見据えてでない目一杯の仕上げ」
でしたので、それでシーズン内ＧＩ3連戦は厳しいということだと思いますし、敗因としては、脚元異常なければ、激戦の疲れ抜けず以外ないのではと感じてます。