有馬記念（１０）　展開予想　キタサンブラック武豊策略

昨日の枠順抽選会。　
昨年同様、ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸは武 豊Jがくじを引いて、今年も見事に内枠(^_^)
さすがにスターは持ってるなぁと感じた次第です(^_^)
昨年はGI2勝の際の1番を有馬でも引きましたけど、今年は更にいいと思える、つまりこれ以上ないといえる偶数での最内の枠という完璧な状況です。

スタート速いｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸですけど、実はゲート内ではうるさい。
それが原因で今年の天皇賞秋は出遅れ。　先入れ奇数より偶数に越したことはないと思います(^_^)

枠順も出て展開をイメージします。

まずはやはり絶好枠に入ったｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸがどう乗るのか！？
同型ｶﾚﾝﾐﾛﾃｨｯｸが15番とほぼ大外に入りましたので、かなりの確率で逃げる形になりそう！？
ｶﾚﾝﾐﾛﾃｨｯｸ川田Jがどうしても逃げるという姿勢見せれば、武 豊Jは番手に控えることもあるでしょうけど、この並びだとｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸが逃げる形になりそうですね！？

いずれにしてもｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸ自身のペースは、今回かなり抑えると見ています。
最終追切の感じもゆっくりな走りで、そこらを意識してかと思いましたが、実際は違ったようで昨日木曜日の朝も「最終追い軽過ぎだったから」と軽い運動を追加してました。
小回り中山というのもありますが、
1週前の質量から考えても、ラストラン有馬は仕上げは究極に近いかも！？


武 豊Jならこう考える！？
「できるだけスローに落としたい」

武 豊Jは今回、ライバルとなり得る馬は、ｼｭｳﾞｧﾙｸﾞﾗﾝ、ｽﾜｰｳﾞﾘﾁｬｰﾄﾞ、ｻﾄﾉｸﾗｳﾝの3頭と見るはずです。
いずれも外国人騎手。

なぜスロー展開に持ち込みたいか！？
対3頭と考えるとｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸにとっては、3頭とも持続型で瞬発力勝負は避けたいタイプ。
ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸの前走Ｊ Ｃや今年の天皇賞春、あるいは昨年の宝塚 記念と、これらのレースのように息をあまり入れない展開だと、今回3頭にメリットも与えることなると思います。

ｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸは唯一の弱点が決め手勝負とは、コアなファンならだれもが承知のことと思いますが、こと今回に関してはそれが逆。　利にもなり得ると自分は考えます。
武 豊Jもそう考えてもおかしくない！？

いつもなら後続にも脚使わして自身が粘り切る競馬の方がいいと自分も思いますけど、今回は決め手勝負に長けた強烈なＤＩ産駒なども不在
（昨年▲にしたけどﾐｯｷｰｸｲｰﾝはさすがに牡馬混合だと掲示板までと考えてる）

今回は他の産駒でも、中山2500ｍで強烈に決め手を発揮して、スローだったらｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸにとって脅威的存在という馬はいないと思います。

ハーツ産駒２頭とｻﾄﾉｸﾗｳﾝは決め手勝負は苦手なタイプで、その３頭相手なら、いっそう決め手勝負の方がいいと武 豊Ｊが考えるのも可能性はゼロでない思います。

持続力勝負は、今回の3頭のライバルにも展開の利を与えることとなるのは、武 豊Ｊもわかってるのでないでしょうか！？

思い出すのは武 豊Ｊ自身が逃げた（ﾄｩｻﾞｳﾞｨｸﾄﾘｰ）2001年の有馬 記念。
あの時引退レースだった1人気ﾃｲｴﾑｵﾍﾟﾗｵｰの末を封じるため、超ドスローに落としＳＳ産駒ﾏﾝﾊｯﾀﾝｶﾌｪの瞬発力を引き出す結果となって、ﾄｩｻﾞｳﾞｨｸﾄﾘｰ自身も3着粘る。
（その年の9.11マン ハッタンテロ馬券でもありましたね）
レース後、武 豊Ｊからﾏﾝﾊｯﾀﾝｶﾌｪの蛯名Ｊへ「感謝しろよ」は有名。

今回もあそこまでのスロー（63秒台）はないにしても、添付くらいのｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸにとって、できる限りのスローというのはﾘｱﾘﾃｨｰあると思ってます。

特に今回は、底力に長けたハーツ産駒2頭のスタミナを活かさせない騎乗が、よりｷﾀｻﾝﾌﾞﾗｯｸを勝たすための常套手段にも思えます。

＊今年のＪＲＡアンバサダーの俳優４人は、来年もという発表が先日ありましたね(((^^;)

俳優たちは悪くないけど、来年はもっといいCMにしてほしいです(((^^;)