札幌記念で凱旋門へ向け2頭が壮行レース

見事にﾊｰﾌﾟｽﾀｰとｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟでﾏｯﾁﾚｰｽのﾜﾝツー。　２０００ｍ戦でもそこそこの底力勝負でﾊｰﾌﾟｽﾀｰが勝てたのは意外でした。　ｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟは距離もやや不足の中、展開も向いたこともあり、勝ち負けまで持ち込めた、そんな印象です。

１０月の凱旋門については、昨日出てなかったｼﾞｬｽﾀｳｪｲも含め、どれも勝ち目はないと見ております。　ﾊｰﾌﾟｽﾀｰは春先から何度も書いてきてるように２４００ｍは長い。　増して欧州の力の要る馬場では厳しいと言わざるを得ないと個人的には思ってます。

ｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟについては挑戦する３頭の中では最も先着するであろうとは思うが、向こうで勝つにはスピードが足りない。　重い馬場の適性はﾋﾟｶｲﾁだと思うが、向こうの近年の凱旋門を勝つような馬はそういった馬場を当たり前にこなした上で素軽いスピードも持ち合わせており、ｺﾞｰﾙﾄﾞｼｯﾌﾟはそこが欠落していると言わざるを得ません。　５着に入れば上出来という感じは個人的にします。
　
ｼﾞｬｽﾀｳｪｲもﾊｰﾌﾟｽﾀｰと同じく２０００ｍまでがベストと思うし、これも勝ち負けの期待は厳しいと思います。

単純にｵﾙﾌｪｰｳﾞﾙ級で２年連続２着と栄冠に手が届かなかったのに今年の３頭で勝てるとは到底思えません。　特にﾊｰﾌﾟｽﾀｰの軽量で臨めることに期待する人は多そうですが、斤量以前に距離と深い芝の重い馬場がどう考えてもﾌﾟﾗｽではないと思えます。
まあそれでも当日は勝ってほしいと応援はしてしまいますが、実際現実問題考えれば厳しいと言わざるを得ないでしょう。