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2014/10/06 00:25
トレヴ強し! 凱旋門賞2連覇
日本馬3頭はやはり好結果出ませんでした。
それでも意外だったのはハープスターがあそこまで好走したこと。
斤量有利とはいえ個人的には2000mまでがベストの馬と思ってましたので、
日本馬最先着は立派だと思います。 仮柵取れた内を回らないのは陣営が昨年の阪神ジュベナイルFで中を割る
川田騎手の騎乗に不服を持ち、以降は頑なに「外を回す」で決まってたので仕方ないでしょう。
その時点で距離持っても今日の馬場で勝つまでは考えにくかったですね。
ゴールドシップはなぜ行かないというより、全くペースに付いていけない印象でした。
基本的にスピードも瞬発力も一流馬の中では劣る部分ありで、世界の舞台で世界の一流馬の
揃う凱旋門。 やはり厳しかったのか。 日本馬では最先着すると思いましたが。
ジャスタウェイはやはり戦前から書いたように距離でしょう。
1600?2000mがベストのはず。 凱旋門の傾向からも休み明けでは厳しい。
それも前走がマイル戦。 確たる理由ではないし不得意でもないのでしょうが、
これまでのGI3勝全て左回り。 エルコンドルパサーもそうでしたが、左回りGIには縁があっても、右回りGIでは勝てないタイプにも思えます。
勝ったトレヴは2連覇。 本当に凄い馬です。 世界の歴史的名馬。
それとオルフェの2年連続2着はやはりとてつもない偉業だと再認識しました。
昨年4着のキズナも。 そしてディープの3位入線、ナカヤマフェスタ、エルコンドルパサーと蛯名騎手も凄いことをやったのだとも。
90年以上、欧州以外の馬の勝ったことのない世界GI凱旋門。
もし日本馬が勝てば歴史が変わるほどの超偉業ということを考えたら、
嫌な言い方にもなるが、今年挑んだ日本人騎手でその歴史的偉業を達成するとは普通思えませんし、結果としてはやはりという感じです。
2006年、ユタカ騎手がディープで挑んでもダメだった時は日本人で勝てる騎手は出ないかもと感じましたが、この先も日本馬と日本人騎手で制覇は高すぎる壁、重すぎる扉だと思います。
何となくですが、昨年のオルフェが5馬身負けした時から言われた3歳牝馬の斤量。 それもあり3歳有力牝馬ハープスターの出現での今年でもあったが、今日の結果を見て、今度は斤量有利な3歳牡馬牝馬で前に行ける馬でという、意外と安易的な考えで来年以降の3歳から挑みそう。
個人的には古馬でもディープ、オルフェ級の歴史的名馬クラスならチャンスはあると思います。
やはり勝負は時の運。
オルフェは最初の2着は運もなかったし、昨年は相手が悪過ぎた。 言われた斤量差云々なくてもトレヴの怪物振りから勝てなかったと思います。 古馬でも巡り合せ次第でチャンスはあると思います。
ナカヤマフェスタのようにロンシャン適性抜けて高いなどを除けば、他好勝負した3頭は三冠馬か4歳秋の段階でも連対100%。 期待されて挑んで勝つには、やはり距離適性も確かな超歴史的名馬でないと難しいのだと思います。
個人的にはそんな馬がオルフェの仔から出てほしいと願ってます。
やはり簡単に歴史の扉が開いたら重みも感じないし、そういうクラスの馬でまたいつか挑戦してくれる時を待ちたいです。
日本馬3頭の陣営の皆さん、お疲れ様でした。
無事の帰国を。