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2014/10/06 13:12
凱旋門賞を日本馬が勝つには
昨日の凱旋門の結果は日本馬にとって残念でしたが、よくよく振り返ってみると、勝ち時計が凱旋門にしては速い2分26秒台。 好天が続き、それほど重くない馬場でのレースになったのも今回のこういった結果になったのかと思いました。
ハープスターはそのそれほど重くない馬場は味方したと思いますし、逆にゴールドシップは遅い時計でないと厳しい。 ジャスタウェイは何度も書いてきたように2000mまでがベスト。 ハープスターも最後の直線で一瞬いい脚は使ったが、やはり本来は2000mまでだなぁと改めて感じました。
ゴールドシップは例年の凱旋門で多い、2分30秒越えの時計でないと勝負にはならない感じします。 その意味では馬場も向かなかった。 本当の意味で世界のどんな馬場でも勝ちそうなトレヴは凄すぎます。
さて日本馬がこれからの挑戦で凱旋門を勝てるかどうか。 2年連続2着のオルフェーヴルから、斤量軽い3歳でという考えも今年は強かったように思いますが、その3歳のGI馬で行くにしても、日本の軽い馬場でちょっと抜けて強いだけでは、向こうで好勝負まで持ち込むには難しそう。 SS系が幅を効かせてる日本競馬の現状では厳しいのではないでしょうか!?
かといって欧州の重い血統の馬を作っても、その馬がクラシックを勝つことは現代の日本の馬場では難しいでしょうし、日本での実績が残せない。 凱旋門へのエントリーも叶わないという本末転倒に。 やはり可能性があるなら、SS系でもディープ、オルフェ級の歴史的名馬の出現を待つしかなさそう。
今回の3頭はもちろんA級馬だが、ディープ、オルフェの超A級とは違うと思います。 世界一のレーティングとなったジャスタウェイは超A級だろうと思う人もいるでしょうが、個人的には芝の最強馬はクラシックディスタンスの2400mのGIを勝っていることが条件と思っているので、ジャスタウェイは中距離での強さは間違いなく凄いが、最強馬とはちょっと違うと思ってます。
まだこれからも強い馬の出現、凱旋門への挑戦を楽しみにしたいと思います。