ルメール騎手なら

ｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀの外め１５番。　おそらくこの馬の最も多い勝ちパターンの先行ではなく、中位差しになりそうです。
皐 月 賞でもそれ程の先行競馬はしてないので自在性のある馬という認識。　先行抜け出しでなければＧＩ勝てないという馬でもないとは思うが、今回は初の古馬相手。　あとはやはりﾙﾒｰﾙＪの腕に懸かってると思います。
とにかく外国の一流騎手は折り合い付けるの巧い、コース取りに無駄がない、展開に応じてベストな位置取りなど、やはり凄い。　失礼ながら蛯名Ｊでこの枠では１着では買いにくいところだが、ﾙﾒｰﾙＪならやはり買える。　まぁまだ現段階での予想で当日の雨がどうか、馬場状態が極端に内伸びでないかなど検討は必要ですが、ﾀﾞｰﾋﾞｰで「枠順の差」と蛯名Ｊはレース後の敗因として語ってましたが、
ﾙﾒｰﾙＪクラスならあの状況でも勝たせてたかもしれないとも思えるし、ﾙﾒｰﾙＪならこの枠でのベストな競馬をすると思えます。

古馬になって長い距離で折り合い難しくなり、武 豊Ｊも手こずったｳｵｯｶをＪ Ｃで折り合わせ、ｷﾞﾘｷﾞﾘの
ハナ差勝たせたり。
それまで追い込み寄りの末一辺倒だったﾊｰﾂｸﾗｲ、ﾘﾄﾙｱﾏﾎﾟｰﾗを先行させ１人気のﾃﾞｨｰﾌﾟｲﾝﾊﾟｸﾄ、
ｶﾜｶﾐﾌﾟﾘﾝｾｽを封じたり。
とにかくファンが常識的な展開予想をしてもそれを覆すのが一流どころの外国人騎手。
確かにこの枠ではハンデになると思うが、それでもｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀの長所を最大限に発揮してくれそうとやはり期待したくなります。

４強の他３頭が真ん中より内めだから余計ハンデに感じるが、枠順出る前は想像しにくかった４強の中で一番後ろの道中というのも充分ありそうです。　逆に有力馬が内に居れば、そこの後ろに付いてくレースをすれば道も空くのも競馬にはよくあります。
当日の馬体重、パドック、馬場状態は要チェックですが、それらに大きく問題なければﾙﾒｰﾙＪを信じれるかどうかかもしれません。　今はそんな考えでもおります。

過去、良馬場の外枠で当レース勝った馬は、ほとんどがハイペースで流れ超縦長の展開で実質の枠順の
影響が少なかった年。　ﾄｰｾﾝｼﾞｮｰﾀﾞﾝ、ｳｵｯｶ、ｼﾝﾎﾞﾘｸﾘｽｴｽの連覇時など、今回はその恩恵もないと考えといた方がいいでしょうが、それでもｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀとﾙﾒｰﾙＪならﾁｬﾝｽはあるはず。　
馬場はできれば稍重（近年の速い馬場ならそれでも１分５８秒台）までで留まってもらいたい。　
それまでなら運もｲｽﾗﾎﾞﾆｰﾀにあると判断したいです。