東京競馬場の今秋の芝状態

先日の天皇賞秋も１分５９秒７と時計掛かってたように、この秋の東京の芝は多少パワーの要る状態っぽい。
今日の東スポ杯でも１分４７秒９。　５Ｆ通過で昨年より０、７秒遅いが全体時計で２秒遅れ。
ＤＩ産駒１人気ｱｳﾞﾆｰﾙﾏﾙｼｪが勝てなかったこともこの辺りが関係ないとは言い切れなさそうです。

３連覇を狙う１人気想定ｼﾞｪﾝﾃｨﾙﾄﾞﾝﾅにはこれはマイナス要素になりそうに思います。
ただでさえ前人未到の中央平地ＧＩ３連覇で疑う余地は充分。　軸はこの馬でも頭買いは疑いたくなります。

そうなると気になってくるのは今回更に人気落ち濃厚のｴﾋﾟﾌｧﾈｲｱ（想定７人気）。
データ的には今年未勝利と買いにくい馬でしょうが、この馬のｷｬﾗ、血統からも力の要る馬場は歓迎。　
福永Ｊからの乗り替わり馬のＧＩは昨日のﾏｲﾙCSもそうだが、結構来る印象もあります。
ｷｽﾞﾅとの決め手の差を春の大 阪 杯でも改めて露呈した以上、少しでも直線の決め手勝負の要素が減るのは良さそう。
しかし勝つかとなるとやはり疑問は拭えません。
Sｸﾘｽｴｽ産駒がＪ Ｃ勝ちは余程でないとイメージしにくいのも事実。
角居きゅう舎も２個前のＧＩ勝ちしたばかりでここも勝てるかという疑問もあります。

現４歳世代も古馬王道５大ＧＩでここまでいいとこなし。　もちろんｷｽﾞﾅの戦線離脱の影響はあるものの、
今年の王道ＧＩ３戦で着入りなし。　そろそろ好勝負したいところ。
２００８年クラシック世代と同じく３歳秋と４歳時に王道ＧＩを１勝もできない世代になり得る可能性も
ありそうだが、その２００８年世代でも４歳時に王道ＧＩで着入りはあった。
残すレースはＪ Ｃと有馬。　今回のＪ Ｃはこの馬とﾃﾞﾆﾑに懸かるがどうなるか！？