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2016/11/21 13:52
昨日は酷いレースでしたね。しかし、降着も
昨日は酷いレースでしたね。しかし、降着も失格もナシ…。
案の定、レース後には競馬ファンから罵声の嵐です。
根本的な原因は、JRAの裁決システムが改善されないからでしょう。
被害馬、加害馬の騎手を呼んで事情聴取、それから調教師を呼んで事情聴取、最後に「さて、どうしようか…」という方法は如何でしょうか?
本来なら、対象行為について裁決委員が責任を持って判断すれば済むことなのに、毎日、調教で顔を会わせる当事者に状況を聞くということ自体、奇異に感じます。
「俺はアウトだと思うが、お前はどう思う?」と当事者に聞くような裁決システムは公平でしょうか?
そんな風に判断するスポーツが世界中に有るでしょうか?
審議のランプが点灯した時点から、場内にパトロールビデオを流して、裁決委員のみで判断すれば、時間もかからずファンも納得するのに、何故、無駄な時間と手間をかけるのか理解に苦しみます。
これは、築地市場問題と根底が同じで「役人が責任を取りたがらない」システムだからでしょう。
フランスなら、加害の有無が確認された時点で、被害馬の次位に降着するのが当然のシステムです。
JRAの規則では、『競馬に参加する全ての馬は、勝利することを目標に出走する』と言うのが大前提ですから、「妨害されたから勝てなかった」という言い分が正論ですし、『妨害が無かったら抜けたか? 抜けなかったか?』というタラレバは勝負の世界では禁物だからです。
以前から、「やったもん勝ち」と指摘されているJRAの裁決システムは、世界基準を自認するなら改正すべきでしょうし、今回の浜中騎手の行為は騎乗停止180日が妥当と思います。
そうでなければ、G1ジョッキーの名声欲しさに同じことをする輩が無くなりません。
これから、JC、有馬と競馬は続きますが、JRAが早い時期に反省し、改善に向けて活動してくれることを切に願います。