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2017/07/31 12:06
一口クラブの運営学…??? 既に今年の
一口クラブの運営学…???
既に今年の申し込みを済ませた方も多いでしょうが、今年は予想通りの乱戦混戦模様ですね。
所属馬の重賞勝ちが大きく影響しているのでしょう。
但し、僕を含めて昨年よりも小粒に感じる方も多いと思いますので、簡単な数字で比較してみました。
昨年の募集総額は21億5,100万円、募集馬65頭、平均価格1口66,184円、募集価格1,000万円から1億2,000万円でした。
今年は募集総額17億7,900万円、募集馬65頭、平均価格1口54,738円、募集価格1,000万円から1億円ですから、やはり『小粒』なのかも知れません。お手頃とも言えますね。(笑)
『シルク』も会員さんが増えて、今では2万人とのことです。
会員番号は3万番に迫っていますが、1/3の人が辞めていったのでしょう。
募集口数が、65頭×500口=32,500口で会員数2万人…???
大体、会員さんは1頭につき数口申し込むと思います。
僕は弱小厩舎なので1頭につき2〜5口が精一杯ですが、5〜10口の会員さんも多いと思います。
単純に32,500口を2万人の会員で割ると1人1.6口ですが、そんな訳ありませんよね?
では、会員数が水増しされている?
でも、そんなことして意味が有るのでしょうか。
年度によっては出資しない会員さんが沢山いる?
ならば、『実績額』で出資したいお馬さんに出資出来ない。
15年前には、募集馬63頭でした。
会員数が1万人として、63頭×500口=31,500口、1人3.15口です。
僕が入会した年は募集馬37頭で、会員数は5千人程度だと思います。すると、37頭×500口=18,500口、1人3.7口です。
段々、自分の出資したいお馬さんに出資しづらい状況になっていることは、数字で確認しなくても実感されていると思います。
そういう事例は、サンデーでもキャロットでも起きているようですね。
優先制度が悪いとは言いませんが、1人当たりの優先申込口数を絞るとか、1頭10口までの申込を5口に減らすとか、1頭1,000口に細分割するとか、募集馬の数を増やすとか、対策を講じないと、折角の『金の成る木』を逃がしてしまうことに成ると余計な心配もしています。
多少の費用が工面出来れば競馬ファン全員が「馬主」に成れるような運営が可能になれば、競馬界の公正も守られると思います。