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2017/08/04 12:05
降級制度について思うこと。 2年後から
降級制度について思うこと。
2年後から4歳馬の降級が廃止されるとか、されないとか騒がれていますが、真相はどうなんでしょうね。
僕は以前から降級制度廃止論者ですから、一向に構いません。
問題の根源は、2歳馬の賞金額が高額なことだと思います。
新参ホープフルSの賞金が札幌記念と同額で、阪神大賞典やオールカマーより高額なのは理解に苦しみます。
廃止すると2歳の時点で1勝馬が重賞を勝つと生涯オープンクラスなのですが、実力的には非常に変だと思うのです。
大体、2歳重賞戦線は1勝馬が普通に出走するんですから、こういう賞金額や加算方法だとマグレも起きますよね。
4歳の春から秋は、お馬さんが一番成長する時期ですから、降級制度など廃止しても強いお馬さんは勝ち上がって行きますから、4歳秋以降に結果が出せないお馬さんは「早熟」ということで早々に引退して行くべきだと思います。
経済的な理由だけでお馬さんに関わる人達にとっては、優勝賞金1回分が減る訳でトンでも無い方策でしょうが、自分のお馬さんが順調に出世していくことを応援する一口馬主には『平場4勝でオープン入り』というのは良いことかも知れません。
JRAの目的は『競走馬の世代交代のサイクルを早くすることで次から次へとスターホースを出現させ、馬券売り上げを伸ばす』ことだと思います。ホープフルSなど、正にその現れでしょう。
但し、『血』という意味ではマイラー色ばかり強調されてしまいます。春天、有馬はどうなってしまうのでしょう?
今は本当に見かけなくなってしまいましたが、『晩成型の重厚なステイヤー』でないと凱旋門賞など夢のまた夢です。
内弁慶のマイラーによって馬券売り上げを伸ばすのか?
世界で勝てる血を育てることにも留意しながら番組を作るのか?
皆様と一緒にJRAの今後を注視していきましょう。
最後に成りましたが、今週は台風の影響で九州が心配です。
エンド君には、万全の環境でガチンコ勝負してもらいたいですね。
勝っても負けても出資者が納得できる戦いかたを期待します。