時代の流れ？　　それとも万人受け？

昨日は庵野監督の『シン・ゴジラ』、放送してましたね。
エヴァファンのウチの嫁は「楽しみ、楽しみ…」とハイテンションでした。

映画の描写はモロに「エヴァンゲリオン」で、ストーリーは「インデペンデンスディ」です。


が…、僕は面白く感じなかったですし、むしろ不愉快でした。

原因は、ゴジラが悪者扱いされる設定に僕が嫌悪感を感じたからだと思います。
少なくともゴジラは人間の味方のハズなんですよ、僕の中では。
ハリウッド版にも興味が湧かないのはその部分なんでしょうね。

更に、個人的にはゴジラよりもガメラの方が好きなんです。（笑）



そして、競馬の世界にもヒーローと悪者って有ると思います。

ＴＴ時代と言われた天馬トウショウボーイと流星の貴公子テンポイントのダービー年。
直線でトウショウボーイの鼻先をかすめてビビらせ（？）、優勝をもぎ取ったクライムカイザーは相当非難されましたが、京成杯、弥生賞の勝ち馬で皐月賞も５着の実力馬でした。

シンボリルドルフが皐月賞を勝った時には、直線でビゼンニシキに有り得ないような再三の体当たり、結局勝利をものにしましたが、審議の末、岡部は騎乗停止。
でも、ルドルフはその後の活躍から皇帝と言われるように…

実は僕、クライムカイザーのファンでビゼンニシキのファンなんです。
根っからの判官びいきな性格です。(^^ゞ


93年の有馬記念はルドルフの息子トウカイテイオーが奇跡の復活と言われましたが、直線で斜行して審議の末の確定でした。
田原騎手がゴールの瞬間、十字を切ったシーンで感動も一際だったのですが、ビワハヤヒデとナイスネイチャの馬券3,000円もっていた僕は、「いい加減にしろ！」です。


本当にヒーローと悪者は紙一重だと思います。

今週のモノ君、結果は９着で丸田騎手は出資者からボロクソ言われていますが、元々、前には行けない脚質、合わないだろうと予想の福島、それでも勝てばヒーローなのが競馬なんですね。（笑）