今日は競馬とは無縁のお話です。

昨今、スポーツ界ではパワハラ問題が多発しているようです。

実際問題として、今でも一定のシゴキはあり得るモノだと思います。
僕も高校時代にはサッカー部で先輩達や先生から蹴られるくらいは日常茶飯事でした。
少しでもミスすれば、「グランド３周。」なんてことも普通でしたし、許容していました。

この問題の根源は、『加害者がそれに気づいていない』ということなんでしょうね。
野球部ならケツバット、ラグビー部なら腕立て伏せ…　そんな先達から受け継いできた悪習慣を虐めや嫌がらせと感じなくなってしまっていることが問題なんだと思います。


『僕の上役』と言っても役員以外数人しかいませんが、やはりパワハラ発言をする御仁は存在します。
「お前は胸が小さいのにケツがデカい。上着は９号、スカートは１１号だよな。」
「仕事も満足にできないくせに遊びだけは一人前だな。」
「そんな成績だと、来年は地方へ飛ばすぞ！」
そんな発言を年に何回かは聞くことが有りますが、言っている本人は叱咤激励とは思ってもパワハラとは思っていないのでしょうね。


最近は年齢を重ねて部下も増えていますから、自身への戒めとして数冊の本を読んでいます。
そこで素晴らしい言葉を見つけました。

『パワハラとは権力を背景として公然に相手を貶める行為であり、その根拠は自身の想像や憶測、保身から由来するもの』

実に端的で的を得た素晴らしい言葉だと感心しました。



お友達、フォローいただいている方々、フォローさせていただいている方々、恐らく僕と年齢や立場は余り変わらないと思います。
何気無い言葉や態度で、目下の者を傷つけないよう注意しましょう。