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2020/03/25 11:32
YouTubeで見られるシリーズ 第2回
今日は、不定期でお送りしています『Youtubeで見られるシリーズ』の第2回です。(^^ゞ
今回は先週開催されたスプリングSです。
このスプリングSは1952年の第1回以来、優勝馬には僕の大好きなナベショー鞍上のコダマを始め、シンザン、タニノムーティエ、ハイセイコー、キタノカチドキ、テンポイント、ナリタブラアイアン等々、綺羅星のごとくスターを輩出しているレースです。
その中でも未だに強烈な追い込みのレースとして有名な1987年のスプリングSを選びました。
優勝馬はマティリアル。
実は僕、30年間以上、この馬さんの馬名をマテリアルだと勘違いしていました。(^^ゞ
実況中継では「マティリアル」と聞いたことが無いと記憶しています。(・_・?)
シンボリ牧場で生を受け、父パーソロン、母父スピードシンボリ、主戦騎手は岡部という優等生です。
何故、このレースが皆さんから支持されるのか?
それだけインパクトが大きかったということでしょう。
大体、追い込みというのは、前半で遊びに遊び、貯めに貯めて、直線爆発というのがセオリーですが、マテリアル君、スタートから岡部騎手が押して押して、やっとこさ追走しています。
普通、このパターンだと『完全に負けパターン』なのですが、マテリアル君は押して、押して、伸びて、伸びて来ます。
「ギアが上がる。」とは良く聞くセリフですが、一体、何処までギアが上がるのか? そんなことを感じさせる伸び脚です。
鞍上の岡部騎手も自信が無かったのでしょう、追い込みのセオリーを無視してインに進路を取っています。残り1Fの時点では到底届かない位置でした。
マテリアル君もこれ以降、長いブランクに入ります。
正に一世一代の末脚でした。
https://www.youtube.com/watch?v=XKpTggTS4Ho