746件のひとこと日記があります。
2020/06/03 14:55
友、遠方より来る (-_-)
今日は競馬とは関係ありません、だからスルーして頂いて構いません。
日曜日、夕方の事です。
僕の携帯にメールが一通届いていました。
メールの内容は『一昨日、B君が亡くなりました。お通夜は〇日18時から〇〇〇〇で…』
全く突然の訃報でした。
屋根の掃除中、屋上から転落したそうです。
送り主はA君でした。
僕とA君、B君は高校時代からの悪友で、若い時には結構無茶をした仲間です。
僕らは高校卒業からず〜っと遊んでいた仲間でした。
その後、僕はサラリーマン稼業、A君は良く言えば起業家、悪く言えばフリーター、
B君は父親から継いだ風俗業界へと進みます。
仕事は違っても本当に仲の良い関係でした。
20年近く前のあの時までは…
A君は色々と仕事を変えていましたが、何をするでも
「定時に電車に乗って、スーツ着て、カバン持って、そんな生活は嫌だね。」という人でした。
彼は当時、飲食店を経営していましたが池袋に新しい店舗を開いて数ヶ月目のことです。
夜の9時過ぎ、A君から「仕入れ業者に払う金を貸して欲しい。」という電話が…JIS+2D74( ̄ロ ̄|||)
僕:「金額はいくら?」
A:「周囲に頼んで金策したけれど、30万円程足りないんだ。 お前とBに頼もうかと…」
僕:「ちょっと考えさせて。また連絡するから…。」
それから慌ててB君に電話して、
僕:「今、Aからカネ貸して欲しいと電話で頼まれたけど…。」
B:「いくら?」
僕:「30万くらいだって。 俺とお前で15万づつかな?」
B:「良いんじゃない。大した金額じゃないし…」
僕:「それはそうだけれど、正直、あの店はダメだと思うんだ。」
B:「ダメって?」
僕:「値段、料理、営業形態、何をとっても成功するとは思えない。」JIS+2D74( ̄ロ ̄|||
B:「じゃあ、どうする?」
僕:「Aには悪いけれど、俺は断るよ。 長い目で見ればその方がアイツの為だと思う。」
B:「解った。」
電話を切ってから、A君に断りの電話を入れました。
理由はあれこれ言いたくもありません。
僕:「ごめんね。」
A:「分かった。」
それが最後の会話でした。
それから僕とA君との関係は一切、無くなりました。
僕とB君、A君とB君は、その後も付き合いが有りましたが、
B君は、僕にはA君との話題はご法度にして、A君には僕の話はご法度にしていたようです。
そのB君が亡くなったことをA君が僕にメールで知らせてきたこと、とても不謹慎ですが嬉しく感じました。
B君が「お前ら、いい加減に仲直りしろよ。」そう言っているように思えました。
通夜の晩、頭がすっかり白くなった彼と久々に再会。
もう20年近く会話すらしていないお互いでしたが、自然に話せたのがとても不思議です。
「コロナが終息したらメシ食おう。」と約束しました。
次回、彼と会う時には「あの時の事、恨んでいる?」と聞いてみるつもりです。(^^ゞ