746件のひとこと日記があります。
2020/12/02 14:51
昨日は毒吐きましたので、反省して…(^^ゞ
前回日記のとおり、僕は食べ物、否、食べ物に携わる者については煩いです。
折角、美味しいモノを食べて舌と胃袋が満足しても店員さんの心遣いや言葉遣いで
台無しになることも有るからです。
高級店のモテナシが良いのは当然として、低廉だからこそ、単価が稼げないからこそ、
心遣い・言葉遣いでリピート客を獲得するのがプロではないでしょうか。
文句ばかりでは仕方ないので、モテナシの良いお店も紹介しておきますね。
現在は店名が『春鶯亭ひら』に変わっていますが、故黒沢監督が贔屓にしていた横浜元町
『梅林』は大変気持ちの良い店です。
当時は完全予約制で一見さんには万里の長城のような壁が立ちはだかっていました。
時間とカネを持て余したオバサマ達、もうすぐ天国に召される寸前のような紳士が足繁く
通っていた店です。
全く偶然だったのですが、暖簾をヒョイと捲って「予約無しでも大丈夫ですか?」
と聞くと…
一瞬の間が空いた後、「大丈夫ですよ。空いています。」と快く受けてくれました。
この『一瞬』』が3秒間以上だと、言外に「此処はお前らの来るところじゃないんだよ。」
に成ってしまいます。 だから、神業的な経験と判断力が必要になります。
得体の知れない一見客を個室に案内して、キチンと対応してくれました。
店員さん全員が何処にも老舗特有の高慢な雰囲気を感じさせません。
実は食事の際、注文していない『卵焼き』が出て来てました。 当然、食します。(笑)
会計の際「卵焼き、食べちゃいましたので払います。」と申し出た僕に対して、
「いえいえ、ご注文されていない料理を出したのは当方の責任、お代は頂戴出来ません。」
と言った女将には感動しました。
お客が喜ぶ料理の味、そして心配り、その2つが有って初めて老舗と呼べるんでしょうね。
ところで馬券収支ですが…
今年はマイナス確定の気配です。(泣)
残り1ヶ月、回収に努めます。(^^ゞ