嘘のような本当にあったハナシ、冬バージョン？　　Σ(T□T)

笠松競馬で関係者が馬券を買っていた。その配当を所得隠ししていた。その額が３憶円！！

そんな事件がありましたね。


関係者が馬券を買ってはダメなのは、競馬サークル内では常識中の常識です。

出走頭数の少ない地方競馬では、レースで勝ち負けになるお馬さんは大体決まっています。

その中から関係者筋で情報が回るなら、１〜２点で的中しない方が可笑しいと言えます。

だからこそ貯め込んだ配当が３億円にも成るのでしょうね。



これは僕が体験（？）した本当にあったハナシです。

でも、冬なのでオカルト話ではありません。(笑)



今から３０年程前のことです。

友人のＡ君の家は、飲食店を経営していました。

彼と両親、そして妹の４人家族で経営する小さな中華食堂です。

どうやら余り繁盛していないようで、Ａ君からは借金が有ると聞いていました。


また、僕ら友人仲間の中にヤ〇ザの組長の息子が居ました。名前はＢ君とします。

父親が組長とは言っても小さな組で、Ｂ君もとても僕ら友達には優しかったです。(^^ゞ

そのＢ君の本業は『馬券師』です。　でも、それは後で知った事実でした。


Ｂ君の自宅兼事務所から徒歩３分以内にＪＲＡ場外が有るにも関わらず、Ｂ君は大井競馬

専門の馬券師でした。

財布にはいつも分厚い聖徳太子が入っていたので、金回りは良かったと思います。

当時は競馬で儲けたカネとは知らずに、『親からタンマリ貰っているんだろう』と…

まあ、組長の息子なのでタカることは出来ませんでしたがね。（泣）


ある日、暗い顔をしたＡ君を見たＢ君、「お前の家、どのくらい借金が有るの？」

と聞きました。　Ｂ君の発言、なんという直球勝負かと思いました。

すると、Ａ君「１千万円超かな。」と答えます。　３０年前の１０００諭吉！！

そこで始めて僕らはＡ君の家の厳しい経済状況を知ったのです。Σ(ﾟДﾟ)


それを聞いたＢ君、「その借金、1年で返済できるようにしてやる。競馬で当てて。　

俺が買目を教えるから…　　その代わり借金全額返済したら、一生、競馬はやるな。」

と言ったんです！　


正直、その場にいた僕達全員が『Ｂのヤツ、とうとう頭に来たのかな？』と思いました。


が…


それから１年と半年後、Ａ君はＢ君の指示通りに馬券を購入して借金を全額返済しました。



僕はＪＲＡで勝ったり、負けたり、勝ったり、負けたり、負けたり、負けたりします。

Ｂ君にどんなコネや相馬眼が有ったのかは今でも解りませんし、教えてもくれません。

でも、こんな事件が起こると『地方競馬には何か有る』と思ってしまいます。



ちなみに先週はスティクスちゃんの活躍で馬券収支も改善しました。ｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!

この調子でプラスを積み重ねたいと思っております。



ＰＳ：本日は大寒だそうです。　皆様、体調にはお気をつけください。m(__)m