心よりご冥福をお祈り申し上げます。m(__)m

元C-C-Bのドラマー、笠浩二君が亡くなりました。（泣）

敢えて、『君』付けで書かせてもらったのには訳が有ります。
彼と僕は中学時代、同級生でした。

当時、彼は準大手の建設会社の社宅に住んでいました。
社宅と言っても建設会社の社宅ですから、当時としては立派な鉄筋コンクリート造のマンションみたいな社宅です。

彼が一つ上の先輩に憧れてドラムを始めたのは事実ですが、実はドラム以外に何でも演奏出来るマルチプレイヤーでもありました。
彼の家に遊びに行った時、当時から立派なドラムセットがあったことを覚えています。
その他にエレキギターとエレキベースも置いて有って、結構、上手に演奏してました。

そんな彼を見て「俺にギター教えてよ。」と言ったのが、何を隠そう僕です。（笑）
ハッキリ言って、笠君が僕のギターの師匠です。

高校は別になりましたが、笠君とも交流は続いていたので、「たまにはウチの高校でセッションしよう。」と誘って何度か演奏しましたね。ハードロックからプログレまで…　

ウチの学校一番のドラマーも、「笠君には、全く敵わない。」と言っていました。

当時から「将来はスタジオミュージシャンになりたい。」と言っていた笠君。
「笠君なら絶対に成れるよ。俺なんか未だにギターでも負けてるから…」と僕。（笑）
名前の浩二から「コージ―パウエルみたいに成れればいいね。」なんて言ってました。

それから高校も卒業、数年が経ち、何気なく音楽番組を見ていると…

「あれ？　何処かで見たヤツだけど…」
「ま、さ、か、笠君？　　そうだ！笠君がテレビに出てる！　しかも髪の毛ピンク！」
「しかも、ボーカル？　歌は俺より下手だったんだけど…」と、驚天動地の僕でした。

正直、中学時代は結構ポッチャリで女子とは余り縁の無かった笠君。
どちらかと言えば明るいけれどシャイな男の子でした。
スタジオミュージシャンがアイドルへと進路変更し、女子から黄色い声援を受けることには困惑していたと思います。

これからは、天国で好きなドラムを思い切り叩いてくれると思います。
それが『ロマンチックが止まらない』なのか？
『天国への階段』なのかは解りませんが、ご冥福をお祈り申し上げます。