ＳＮＳの功罪について…。

このところ、高市総理の発言を受けて駐日大使が異常反応、日中関係が冷えていることが大きく問題となっていますね。　僕は個人的にはＳＮＳには批判的な方です。　理由は、良い情報よりも他人が喜ぶ、注目する悪い情報が拡散することの方が圧倒的に多いためです。　そんなＳＮＳですが、最近、とても嬉しくなることがありました。
　
栃木県の某キャンプ場からハスキー犬２頭が行方不明になったのが事の始まりです。この方は他にスキッパーキを飼っていらっしゃって、オフ会では度々、お会いしている関係の方です。　同行した方のハスキーと少し目を離した隙に脱走、空前の捜索劇が始まったのが６日の夜のこと。　同行した方のハスキー犬は1時間程で戻って来たのですが、僕らとはスキッパーキ仲間の連れたハスキー２頭が行方不明となりました。　その夜のうちに犬仲間にＬＩＮＥが来ました。　それからＸやフェイスブック等で拡散が始まったのですが、中々、発見には至りません。　飼い主様は現地で毎日捜索活動、スキッパーキ仲間も現地入りして捜索活動に加わりました。　その間、現地まで足を運べない者は、ひたすら拡散作業です。(;^_^A　　捜索から１週間が経過「正直、見つからないかも…」と思っていたところ、失踪場所から２０ｋｍ程離れた鬼怒川温泉の旅館で１頭が保護されたとのこと！　「良かった、良かった、寒かっただろうし、お腹も空いただろうね。」と喜ぶと同時に「もう１頭は？」と不安が過ります。　捜索範囲を広げた方が…。でも、それで見つかる保証も無いし…と考えながらも捜索活動は続きます。

そして、日曜日の朝、「残りの１頭が保護された。」と連絡が有りました。
未明に失踪場所に近い民家の庭先に現れたところを保護してくださった方が居たのです。飼い犬が吠えたので外に出たところ、庭にハスキー犬が佇んでいたとのこと。　その方はＳＮＳで拡散された情報をご存じで、「自分の家の近くで失踪したんだ。名前は〇〇なんだ。」と理解されており、名前を呼んだところ寄って来たのでリードを付けたらしいです。　これってＳＮＳ無しには解決できない事だったでしょうし、人間の協力無しにも解決できなかったと思います。　まだ少し早いですが、飼い主さんにとって最高のクリスマスプレゼントになったと思います。