レッドライジェルについて、区切りをつけた

レッドライジェルについて、区切りをつけたいので日記に書くことにします。
かなり主観が入って批判も書きますが、ご容赦下さい。

まず、藤沢厩舎の方針について本音で書きます。

ライジェルについては、どうも体が小さく、薄っぺらい馬だったため、成長を促すということが方針にあったみたいです。それ故に、調教の内容、本数ともかなり軽めでした。

掲示板でも書きましたが、藤沢厩舎の中でもかなり軽めの部類にはいります。例えば骨格のあるアヴニールマルシェと比べると半分以下の内容です。

私は２戦目をパドックで見たのですが、経験馬の中に新馬が混じっているという感じでした。
こんな状態で好走できるほど日本の競馬レベルは低くないと憤慨しそうになりました。

結局、レースでしか強い負荷をかけられないため、勝ち上がりに4戦を費やしました。
そりゃそうですよ。牧場時代とほぼ同等の調教で馬体重の変動も全くないというぬるま湯状態で、いくら素質が高いといっても、他の馬だってそれなり強い馬です。大敗するに決まっています。舐めすぎです。
これが、レッドライジェルに対する厩舎の方針なのでしょうが、早生まれでもあるし、血統を考えても、この形である程度は完成してると考えるべきだと思います。

青葉賞前に藤沢さんはようやく良くなってきたとおっしゃてましたが、いや馬は大きくなるどころが絞れてきただけだし、強い調教をやらなかった分、レースで強くなっただけです。何も狙い通りではないじゃないですかと突っ込みたくなりました。新馬前にそれなりに仕上げてば、もっと早く走れる状態になってます。

他にも真剣に競馬をやってる方のブログを見ても、ほぼ同意見です。まぁ、調教本数等数字を見れば分かる話です。

最後に勝ち上がりに時間を要したのも馬込みが苦手だからとそれなりの理由がついていますが、これを真に受け取ってる方もほとんどです。これについても私見を書きます。

本来、馬は群れで生活する生き物です、ダートで砂を被るとかなら分かりますが、芝で馬込みが苦手とか聞いたことないです。そしてこれを理由に大成しなかった馬も聞いたことないです。
確かに、臆病であったことは間違いないでしょう。でもこれは経験が無いからなんです。特に賢い馬ほど新しい環境に戸惑う、臆病になります。
普通に改善できる、なんの問題も無い、どの馬でもある程度はかかえている問題なのです。
私が大好きなエルコンドルパサーも新馬は臆病でどうしようもなくああいう競馬になったのです。しかし3戦目にはもう大丈夫と言っていました。新しい環境で嫌な思いをするなら、それが習慣になるかもしれませんが、別に痛い思いも嫌な思いもしませんよ、馬込みは。それに馬込みが苦手な馬なんて、自然界でいると思います？すぐに捕食の対象じゃないですか。

たった、これだけのことです。本当に大きな問題なら青葉賞は強引にでも後ろに下げてますって、騎手だってたいした問題じゃないことなんて分かっているんですから。北村騎手に失礼ですよ。それぐらいは分かるし、それほどの問題じゃないんです。
だって、フットワークだって新馬はふわふわしてバラバラじゃないですか、全然違いますよ。体さえ出来れて馬普通に勝ってる競馬です。

なんでしょう、藤沢さんのやり方は、骨格が大きい、持続タイプで、レースに順調に使うことができる馬に活躍するタイプが偏っています。レッドソレイユなんか、レースに使えないから今は緩々になってます。

正直に思うのは、栗東の一流厩舎にライジェルが入ってたらどうだったんだろうということです。もちろんこれはクラシックに限っての話で、馬を大成させる可能性を考えれば藤沢厩舎がトップです。
でも、やはりダービーなんですよね。これが勝てれば、お金も要らないし、他のレースは全部負けても良いと思うほどのレースなんですよね。
ただ、これが言いたいがための不満でした。なので柴田騎手のコラムを読んだ時に、一気に冷静になったんですよね。なんだろうこの温度差って感じで、これはなんかあるんだろうなと思いましたから。
まぁ、栗東の一流厩舎及び一流騎手が×印に歯向かっていけるとは到底思えず、藤沢厩舎、柴田騎手の方がそういった意味では可能性があるとも思っていたのですが…凱旋門のオルフェさえも閉めようとした武騎手あたりに本当は乗ってほしいのですが。

大変失礼な文章でした。完全にストレス解消です。そしていつでも手のひらを返す準備はできてます。藤沢先生、菊花賞はお願いします。学生時代のホーム（時効かな）なんで現地行きます。