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2018/03/09 16:33
ゆきやなぎ賞
ヴェルテアシャフト
今年見たディープ産駒の中で最も硬い馬だと思います。
さすが母がアメリカで走った馬だけあって、筋力が高く緩さが全くありません。
良い意味で硬いですね。ミスプロ系でも芝で走る馬はこんな感じの体質だったと思います。騎手が乗ると、乗り味はそんなに良いとは感じない馬かもしれません。
しかし、走りの安定感や力強さはある馬ですので、馬場不問のタイプかなと思います。
父のイメージと違う体質に出てますので、これがどういう競争能力に繋がるのか興味がありあます。良い意味で違和感を感じる馬ですね。
ただし、飛節がちょっと深すぎます。飛びが大きくなり不器用なタイプに思いますし、疲労が残りやすく、脆さも感じる馬だと思います。
マルゼンスキーも深折れで飛びの大きい馬でしたし、体質から馬場不問で器用にビュッと切れる脚を使うタイプでも無いと思いますので、逃げという脚質は合っていると思います。
今回馬場が多少重くなり、逃げて常に内をとれるのであれば、勝てるチャンスは十分だと思いますし、想像以上に強い馬かもしれません。父でミスプロの良さが強く出てる体質は記憶に無いので興味深いです。
エタリオウ
ここ最近、急激に良くなりつつある馬だと思います。
前々走より前走の方が間違いなく良かったです。前走パドックでは、これはオープンで活躍するなと思える馬に見えました。
固さ、柔らかさ、強さ、バネのバランスが良く、速筋、遅筋のバランスが優秀な馬だと思います。
前走スタート時、物見で出遅れて、外を回って、あの馬場であの切れ味なら十分なパフォーマンスだったと思います。
ただ、今回大外枠を引いたので、騎手も合わせて不安はあります。外回りで外を回されてるとキツイですからね。
サトノワルキューレ
いかにもディープの仔という感じですね。
欧州色が強く、リファールのクロスもあります。
リファールはハリがありパワーがある馬です。時々、超大物を出す、ダートもこなすという点でも、ヌレイエフに近いイメージです。
ただし、この馬は柔軟性は素晴らしいものの、やや緩くパワーが足りない印象もあります。
骨格からも距離2400が合っているのかも多少疑問です。馬場悪化も良くないです。
バネもあり、前駆も良いので走法や乗り味からは素質を感じるでしょうが、ちょっと足りない感じもする馬です。内枠を生かす競馬ならチャンスはあると思いますが、ここは相手と距離、馬場で割引したいです。
どうでしょうね。確率として、前走の弥生賞のようにどっちが勝つか分からない(展開、馬場次第)場合は馬連、ワイドの1点もある気がしてるんですよね。
今回は、スロー、前日の雨で馬場悪化を見込んでエタリオウとヴェルテアシャフトかなとは思います。安くても良いならエタリオウの複勝でしょうけどね。。ヴェルテアシャフトは脆さも同居してる気がするので、ちょっと怖さはあります。