244件のひとこと日記があります。
2018/03/23 14:33
ミッキーワイルド、前走敗因
土曜競馬では、まずはミッキーワイルドに注目してます。
前回大敗しましたが、素質は高いと思ってます。
負けた敗因を調教が強すぎたからと書きました。
これはどういうことか書いてみたいと思います。
運動による負荷と超回復はスポーツの基本です。
ピッチャーは中4日とか5日というのもそうです。
筋肉はミクロのレベルで、どういう運動であっても傷つき、回復し、以前と同等以上のものに修復されます。
これを調べると昔は48〜72時間(今はもっと詳しく現実的に書いてるサイトもあります)と書いてありました。グリーンチャンネルでも水・木追い切りの理由は超回復の期間だと特集されてました。
しかし、実際に体を鍛えたことがある人は誰しもこの時間に疑問を持つと思います。
期間が短いと非難されるアメリカのピッチャーでも中4日(120時間)です。
自分も鍛えたことがあるので分かるのですが、負荷の強さ、部位によってぜんぜん違います。自分は最低でも中3日(96時間)ないと筋肉痛がおさまりませんでしたし、場合によっては1週間かかることもありました。
体を鍛えていた当時、2chでもいろんな人の考えと体験を読んだのですが、個人差が大きい。また、筋肉のプロともいえるボディビルダーは中6日は空けるとのことでした。
そう考えると、最も長い期間の水曜追い切りの日曜レース(中3日)でもギリギリと感じます。土曜レースがあるとすれば、中2日、これは回復しきれずパフォーマンが落ちるリスクが高いです。(前走ミッキーワイルドに該当、新馬は中3日)
で、これは実体験からもそう感じていたことですが、岡田総裁も調教が強すぎるのが不安だとか、福永騎手が最終追い切りに乗った時に勝率が高いことを聞かれた時に、自分は強くは絶対に追わない、個体差もあるがレースで疲れてると感じる馬もいるからと言っていました。
有名なところで実例をあげると、有馬記念のブエナビスタです。これは日記でも書きましたが、普段82の11秒台から有馬78の12.2秒ぐらいだったと思います。
引退レースですので、調教師が張り切りすぎたのでしょうね。
今までとは違うパターンで一杯でしたので、末脚不発の惨敗でした。
ブエナが燃え尽きたと感動的に言う人もいましたが、自分から言わせれば調教ミスです。
藤沢先生が軽め調教を行い、しっかり歩かせる(血流を良くする回復効果と基礎体力向上)のもそうです。
で、今回のミッキーワイルドは前回同様中2日ですが、前回は80秒の速い時計、今回は4Fからの時計で53秒(重馬場)ですから多少はマシかなと思います。その辺はパドックで見極めてたいのですが、中2日を考えると、もっと軽くても良かったかなと思ってます。
ちなみに安田厩舎は信頼してる厩舎の1つです。良く考えてるな、自分と考えが合うと思ってます。今回多少なりとも軽めにしてきたのもそうだと思ってます。