東京サラブレッドクラブについて

今年も募集が始まりました。しかし、まだクラブとしてはノーザン系のクラブに劣るというのが率直な感想です。マネジメント能力が足りて無いように思います。調教師、厩舎がどこまで馬の個性、適性を見抜くことができるか？自分はそこに期待するのは難しいと思います。彼らは分野が違います。本来はそこをクラブ側が上手くフォローすることが望ましいと思います。
それをやれており、馬優先であるのがシルクだと痛感してます。ミスビアンカに対しては自分が考えていたとおりのレースを使ってくれていますし、馬優先で大事にされていると感じます。
東京サラブレッドクラブで感じたことをいくつかあげます。

レッドアルヴィス
安田先生は騎手を固定したいとコメントしており、以前からの自分の意見と同じで嬉しく思ってましたが、その矢先なぜか名前も知らない外国人騎手が騎乗し、結果、予後不良となりました。
実績のない外国人騎手は馬より自分を売ることが必死です。レース中躓いたのが分かるぐらいでした。東京サラブレッドクラブは外国人騎手を乗せたがります。一般受けが良いからです。しかし優秀なのは一部でリスクが高いことを分かってほしいです。

レッドライジェル
そもそも預ける厩舎に不安がありました。その不安は的中してしまいました。自分の考えと全く違うところを使われて、ストレスが凄かったです。引退レースで早いペースは合わないと先生がおっしゃたのは、今さらですか？と言いたくなりました。。
藤沢厩舎の不遇時代（主戦騎手が一流とは言い難い）だったのも運が悪かったです。騎手なら全員が、適切なアドバイスができる訳ではありません。クラブ側が上手くフォローできればどんな馬になったのか。素質は間違いなく高かっただけに残念です。

レッドブロンクス
基本的には芝馬だと書いてきましたが、ダートに拘り続ける厩舎。クラブ側は何も言えないのか？と思いました。ようやく芝に戻りますが、すぐに結論を出さないでほしいですね。そんなに甘くないです。これもクラブ側がもっとフォローできていればと思いました。

レッドラトゥール
これは３戦目ですね。怒り心頭でした。馬が壊れると本気で思いました。予定より早い帰厩、時期的にもおそらくクラブ側の指示での出走だと思っています。
馬場が合わない、調整が合っていない（痛みやすい馬を中１日で出走）、騎手もフォーリー、全てが最悪でした。クラシック出走のラストチャンスと無理をしたのでしょうが、あれで馬が精神的に壊れてしまいました。まさに東京サラブレッドクラブといった感じです。

ノーザン系のクラブと比較してマネジメント能力が低く、個性を見抜ける人材がいないと思われます。また中堅ゆえの焦りや、クラブ優先での出走では思うところがあります。
馬の質も高く、それなりの馬をもてる可能性があるのは魅力的ですが、どうせ投資するならシルクの方が良い気もしてます。
とはいえ、本当に良い馬であれば、これらを覆す可能性もありますし、自分の見る目の無さもあるでしょう。そのあたりを考慮しいきたいですね。