売れ残りの気になるクラブ募集馬

キャロットクラブ募集馬のベルグチケットの10が気になります。

以前から、気にはしていました。どの写真で見ても良いバネを持っていると感じていました。母がノーザンダンサーのクロスを持ち、トニービン系なら、その下地は十分です。
売れ残りの馬の中ではバネは屈指ですが、体が少し小柄な分、値段と照らしあわして、微妙だと思っていました。

しかし、体がだいぶ大きくなったみたいですね。再度馬をじっくり見ているとなかなか面白い馬だと思ってきました。

この馬は、ウィニングチケットにネオユニヴァースだけでは説明のできない馬体をしていまして、母系のストームキャットとアリダーの影響をかなり感じます。前駆がパワフルで後駆の反応が父の子にしては良いというアメリカの馬的な長所があります。しかし、その血の影響か父の子にしては繋ぎが短めに太く出てはいます。ただ、このバネなら問題無いと感じています。

器用ですし、ストライドも伸びますし、面白い馬ですよ。父の子は、脚元や後駆の造りに致命的な欠陥が出る馬もいて、当たり外れが顕著なんですが、この馬は問題無いと思います。多少前脚が外向だということですが、それでも素質は高いと思ってきてます。

兄弟が走っていない、前脚が外向き、遅生まれで小柄、価格、売れ残りの理由も分かるんですが、長い目で見ればオープン級、重賞級の可能性を感じます。大口は当然いけませんが、少しなら考えても良いかなと思える馬ではありますね。