東京サラブレッドクラブ　残口馬レビュー

去年の東京サラブレッドクラブ募集馬は凄いですね。デビューした全馬勝ち上がりそうな感じで、素質が高い馬もおり、まだ未デビューの馬にも良い馬がいます。
今年は特にセンスがあるなと思えるラインナップでした。

ヴァレンティ11
兄弟が走ってません。生産牧場も魅力ないのかもしれません。しかしだからこそこの馬を選んだことにセンスを感じます。まとまりのある骨格に柔らかい体質に母系のパワーも感じます。化けそうな雰囲気十分です。出資の可能性はあります。


マイノチカラ 11
いかにも松田博資先生が好みそうな細身でバネのある馬。バネという一点をとれば、このクラブでは屈指の存在です。今後の成長しだいでは化けそうな雰囲気もあり、全く走らないということは無いでしょう。明らかな長所（バネ）を感じてのピックアップだと思います。

マンダララ　11
母系が欧州の良血ですよね。いかにも欧州系の柔らかさを感じる馬です。骨格も良いです。父の子でやや緩めで遅めかもしれませんが、素質は感じます。緩い分リスクは感じますが。

サセッティ　11
当初から評価してましたが、それなりに確実性が高い馬です。全く走らないことは無いでしょう。姉が走る前からこの母の繁殖ポテンシャルは買ってました。ロブロイの子にしてはバネがあり、母系の影響を感じます。コメントにもありますが、当初からの僕の評価と一緒です。ただ、姉同様、少し後駆が気に入らないので好みの馬では無いです。

マニエラ　11
今年ジゼルに出資していなかったら、この馬が出資筆頭だったかもしれません。骨格は素晴らしいです。後は体質が優れているかだけです。血統を見てもその可能性も感じます。コメントも良いですね。しかし、ジゼルほどの魅力は今のところ感じてないです。牡馬で夢がある馬を買いたいので、よほど良くならないと出資はしないでしょう。

シェアザストーリー 11
少し固いですが、パワーがあります。やはりダートでしょう。骨格、特に前は姉ほどの推進力はありませんが、深く、力強いのでやはりダートでなら堅実かもですね。しかし弱点も感じるので値段とは見合ってないかなとは思いました。

とりあえず、こんなところで。今年、レイヴンとルーファスを発掘したクラブですから、外国産馬にも注目かもですね。