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2012/11/09 23:37
ブエナビスタのラストラン
前回の日記に関連する内容です。
確か、普段のブエナビスタは全体時計で83〜84秒でしまい11秒台という調教を行なっていたと記憶しています。
しかし、ラストランの有馬記念前ではなぜか全体79秒台でしまい12秒前半ぐらいだったと思います。
生涯ダントツの一番時計だと思います。
ラストランということで、悔いのない一杯の仕上げのつもりだったのでしょうが、結果は見てのとおり全くの別馬でした。
もう限界だったと、感動された方もいると思いますが、前走鮮やかにJCを勝った馬が急激に衰える訳もなく、あきらな調整ミスだと僕は思っています。名馬に絶好調は要らない、普段通りで良い。岡部騎手の言葉ですが、僕もそう思います。やりすぎは怖いんです。
松田先生も色々と経験されてきているのでしょうが、こんなこともやってしまうんです。
もし人間のアスリートがコーチにこんなことを指示された激怒するでしょう。今までの運動で上手くいってたじゃないですかと、そんなことされたら逆に不安です。回復しなかったらどうするんですかと…
調教師は一度全員、ご自分も馬と同じようにトレーニングされてみては?と思う今日この頃です。
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そうですね。狙い通りの調教は難しいと思いますし、最善を尽くそうとされたのですから、批判は違うかもしれません。
しかし、馬は話ができないのですから、なおさら馬の気持ちになり、慎重になってほしいと思います。馬は命がけで走ってるのですから。そういう意図を感じる調教や騎乗は好きです。
藤沢調教師は決して一杯に追いませんし、中途半端な仕上げで出走させないことを徹底されてるのでやはり素晴らしい調教師だと思います。しかし、一方で馬を甘やかしすぎだとも言われることもあります。その辺は難しいですよね。それだけに馬に合わせた多様な調整があっても良い気はします。 -
小川さん
調教、難しいと思います。
馬も乗り手も、機械じゃないのでなかなか正確に狙ったペースで
動けないことも多いのじゃないでしょうか。
「思ったより時計が出た」
「○秒くらいでと指示したが○秒になった」
など、わりとよく見かけますよね。
ブエナビスタ陣営の真意は分かりませんが、
通常引退レースは無事に回れば良いものですから、
のびのびと動いてもらうだけで良かったのかも知れません。
数々の名勝負を繰り広げてきた名牝ですから、
この後はその才能を引き継ぐ仔の登場が楽しみですね^^