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2021/06/01 10:39
日本ダービー〜先週の結果分析の指摘
シャフリヤールが勝った今年の日本ダービーの評価が出たね。
タイムランクB メンバーランクB
当日の馬場差は、2000m換算で基準より2秒6速い時計が出る高速馬場だった。
2400m換算だと3秒1速い時計が出る馬場ということになる。
走破時計:2:22.5
基準より3秒速い走破時計で、馬場差-3.1とペース補正-0.7(高速馬場にしては0秒7スローだった)を総合評価すると以下の計算式になる。
−3.0(タイム差)−(−3.1)(馬場差)=+0.1
これからスローだったペース補正−0.7を差し引くと、
+0.1−0.7=−0.6=完全タイム差=タイムランクB
「過去日本ダービーAランク、Bランクの勝ち馬を振り返ると
12年ディープブリランテ、13年キズナ、15年ドゥラメンテ、16年マカヒキで4頭中3頭が僅差で勝利したディープインパクト産駒ということになる。
これらの馬は日本ダービーの後G1を勝っていない。
3歳の春にレベルの高い戦いをしているとダメージがあるのではないかと推測される。
しかしその時の2着馬は、フェノーメノ、エピファネイア、サトノダイヤモンドと後のG1勝ち馬がいる。4着5着馬もゴールドシップ、ロゴタイプ、リアルスティールと後のG1勝ち馬がいる。
レベルの高い日本ダービーの勝った馬、特にディープインパクト産駒はそこで燃え尽きてしまう恐れまあるけども、レベルが高い日本ダービー上位馬はその後活躍する確率が高いということである。」(日刊競馬・大川浩史談)
ディープブリランテは4月に皐月賞→日本ダービー
キズナは5月の京都新聞杯→日本ダービー
ドゥラメンテ皐月賞→日本ダービー
マカヒキ皐月賞→日本ダービー
シャフリヤール毎日杯→日本ダービー
皐月賞から中4週の臨戦馬がほとんど、キズナに至っては中2週。
タフなローテで燃え尽きたと言える。
シャフリヤールは中8週。
僅差で日本ダービーを制したディープインパクト産駒という点は同じだが、余裕のあるローテだった点は明らかな違い。その比較からすれば、シャフリヤールが今後G1を勝つ可能性は十分にあると言える。