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2021/08/22 23:16
ソダシの札幌記念とポスト・ディープインパクト
勝っても勝っても単勝オッズが3倍以上のソダシ。
僅差勝ちがほとんどだからか、白毛というファクターがアイドルホース扱いで真の実力が評価されずにいるのか不明だが。
先日ディープインパクト産駒・Snowfallがヨークシャーオークスを圧勝したが、その走りは単勝1.4倍の期待通り、けた違いの瞬発力で後続を突き放す圧勝劇だった。
ディープインパクトの血を体現した見事な圧勝劇。
おそらく次走も単勝1倍台だろう。
今年の当歳が、ディープインパクトのラストクロップ。
サンデーサイレンスが亡くなった後も言われていたが、その走りの特徴である瞬発力を受け継ぐ馬はディープインパクト無き後いるだろうか?
無敗の三冠馬コントレイルが第一候補だがどうだろうか。
それに比べてソダシである。
勝つ時はいつも僅差。
こういう勝ち方をする馬は絶対に単勝1倍台にはならない。
当然のごとくディープインパクトの血はソダシにはない。
ハイペースの消耗戦をいい脚を長く使うクロフネの血である。
3着以下を突き放さない限り僅差勝利の馬は、高評価になりにくい。
ディープインパクト以降こういう僅差勝ちの馬の評価をどうするか。
ソダシの場合、白毛というアイドルホースまっしぐらの要素があるにもかかわらず、単勝3倍台。
逆にアイドルホース的要素がなければ単勝4倍台になっていた可能性もある。
僅差勝ちというか、クロフネ的な消耗戦的な勝ち方をした馬といえば、キタサンブラックがいるが、キタサンブラックも単勝1倍台は20戦で3戦のみ。
ソダシの活躍は、ディープインパクト無き後、そういう馬が大勢を占める時代の魁かもしれない。
ディープインパクト以前に戻ったと言えば戻ったといえる。
そういう馬をしっかりと評価することが課題になる。