81件のひとこと日記があります。
2012/06/08 11:34
愛惜・・・。
今朝の新聞の死亡欄に、レイ・ブラッドベリさんの名前!!
・・・とうとう。ご高齢だったので懸念していたけれど。
「メランコリィの妙薬」粋な題名を知り読んでみたくなった。
萩尾望都先生が、彼の作品をマンガ化した企画があって、読み始めた。
「ウは宇宙船のウ」「十月はたそがれの国」「刺青の男」「黒いカーニバル」「たんぽぽのお酒」etc.の短編から、「何かが道をやってくる」「火星年代記」「華氏451度」の長編迄。
*SF界の叙情詩人*と称されるだけあって、詩的で繊細で芳醇な言葉に紡がれた異世界に引き込まれた。
十代の多感な少年の好奇心、冒険心、感受性がきらきらと輝く言葉で表現されていた。
独特の感性を自分の言葉で言い表していた。
どの作品も好きだけれど、幻想的で独特な世界の「メランコリィの妙薬」と同系の短編「死神とおとめ(処女)」の余韻が好き。あんな死神だったら、私も・・・。
6月は日本は梅雨でうっとおしいけれど、「ジューン・ブライド」の言葉があるから米国の6月は素敵なのだろうか?
*死神の妙薬*で少年に戻って、雨上がりの街に、深遠の宇宙に、永久の探求に出掛けられたのだろう。
安らかに・・・。
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iwakazeさん
厳密に言えば、時期がずれてますけどね(汗)
考え方としては、の意味で、当たり。 -
プルタブさん
>iwakazeさん、そうですか。回答ありがとうございました。当たってて良かった〜(笑)
>いつか彼女に、すみません、間違えました!「ラプェンツェル」ではなくて「ランプトンは語る」でした。「ラ」は合っていたけれど(塔に閉じ込められた長い髪の乙女でしたね)記憶力の低下は否めない・・・。 -
iwakazeさん
プルタブさん、当たり!! 言語学学んだ人に聞きましたら、英語って、「ハイブリッド」なんですって。色んな要素が混じってる。それは、英語があちこちに行ったから。そのため、どこに行っでも単語を並べるだけで通じるように、小難しい、格だの語法だのを捨ててきたのだそうです。想像力って、学問の初まりなんですね。
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プルタブさん
>iwakazeさん、文法・・・苦手です。仏語の男女別名詞を知っているぐらいで(汗)英語は大航海時代に世界に普及させる為にシンプルにしたのでしょうか?(無知の推理)
>いつか彼女にさん、イキナリ長編の「華氏451度」とは・・・。私は、初期の短編(萩尾先生がマンガ化した作品がその頃)から読み始めました。幻想的でアクが強いので慣れが必要でした。
キリアンの爾後は「ラプンツェルは語る」で触れてましたね。大学生のテオが、「俺に血を残して東ドイツへ行った」と。
私は今の作風では、「ポーの一族」はもう描けないと思っています。
佐藤史生さんも、数年前に偶然新聞の訃報欄で名前を見ました。
すみません水樹さんの「イティハーサ」は少しだけ読んだだけ、「月虹、セレス還元」の方でした。 -
いつか彼女にさん
ブラッドベリの「華氏451度」買ってきました。
錆付いた脳にはこの物語の世界に入り込むのにちょっと時間が
いりそうだけど、ゆっくりブラッドベリの世界を楽しみたいです。
「ポーの一族」シリーズの最終章に近い一遍、「小鳥の巣」キリアン
のその後のお話が知りたいところでしたが、そのままですね。
佐藤史生さん亡くなっていたとは知りませんでした。
当時昔の少女漫画のそれとは異質な彼女の世界観に驚き
魅了されました。
心からの敬意と共に、ご冥福をお祈りします。 -
iwakazeさん
P.S ご存知かも知れませんが、英語の文法は、他のヨーロッパ諸国の文法と比べると、遥かにシンプルです。仏語の場合、一般動詞は、42形に変化します。英語はたったの4。
名詞にも男性・女性があって、そんなのどっちでもいいやとも言えなくて、形容詞も動詞のppもそれに合わせて変化するので、ものすごくやっかい。でもドイツ語は、男性・女性のほかに、中性も有るって言うから、まだマシな方。そして、語法も3種類。それを使い分けなくてはならないので、文法に関しては、厳しいです。英語だけが、なぜこんなにシンプルなのか。これもまた、一つの研究分野になりますね。 -
iwakazeさん
文法....!考えたこともありません(笑)先生もでしょう。好きだからえらんだんじゃないですか。向こうの人って、そんなものですよ。特に、アメリカ人は。フランス人は文法に厳しく、間違って話しても許してくれますが、文法上の間違いがある文章を書くと、軽蔑されます。ちょっとフランスに縁があって、齧ったことがあります。
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プルタブさん
>上がり3F33.2さん、いいね!ありがとうございました。
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プルタブさん
>いつか彼女にさん、うわ〜!!私、萩尾望都先生の「ポーの一族」大大好きなんですよ!!あのシリーズの「小鳥の巣」の最終話に衝撃受けました!!後「11人いる!」はSFマンガの傑作だと思います!
佐藤史生さんは萩尾先生のアシスタントをされていた?彼女のデビュー作を読んで、「ああ望都先生派だな」と思って初期作品は読んでいましたが「夢見る惑星」は未読です。寡作作家で夭折されたのが惜しまれます。水樹和佳さんの「イティハーサ」も読みました。清水玲子さんが萩尾望都先生の流れを汲んでいると思っています。「竜の眠る星」とても切ないです。 -
上り3F33.2さんがいいね!と言っています。