先週の土曜日が大寒だったそうで、雨水までは

先週の土曜日が大寒だったそうで、雨水まではお肌にも厳しい風の中。
東京の雪景色は何年ぶりかな？
週末でなくて良かった。
この季節、どんなローテで賞金を積み上げられるかが、若駒の一生に大きな影響を与えます。
たった一日、ほんの数レースがダートに替わるだけで、クラシックの行方も変わってしまうのかもしれません。
今よりもう少し明るくなった日差しの中で、風より速く、花よりも華やかに駆け抜ける姿が美しいのは、命を削りながらの激しい真剣勝負だからかもしれません。
気が付けば二十年近く競馬を見てきましたが、この先何十年見続けても、きっと見飽きることはないでしょうね。
馬達は季節を駆け抜けます。節季や花や宝石の名と共に。

そして競馬好きなおっさんの記憶の中では、随分昔に大好きだった馬や、現役時代は小憎たらしく思っていた馬が、今でも一生懸命走り続けています。

人も馬も、大過なく次の季節へ走り抜けてください。花咲く季節や実りの季節に輝やいてください。

驚かせてくれたこと、胸を熱くさせてくれたことは、決して忘れませんから。
たとえ儲けさせてくれなくたってね(笑)