5件のひとこと日記があります。
2012/06/29 05:07
うぃんどいんはぁへぁ
帝王賞はディープインパクトの甥、ゴルトブリッツが制しましたね。正直、「地方交流GIとはいえ、2番人気は評価されすぎな気が…」という、私の評価でした。
今から9年前、その日の函館メインの1000万下のレースに、初出走の馬が出走してきました。その仔がゴルトブリッツの母、レディブロンド。オメガグレイスなど、なかなかのメンバーが揃っていたレースで、私の評価はもちろん無印。「藤沢先生も、いくら馬至上主義、馬に合わせてレースを使うって、合わせすぎだろ(笑)即ギリだな…」なんて、冷ややかな目でレースを観ていたのですが、出負け気味に出たはずが、函館の短い直線で他馬を全て差しきってしまったのですよ。ポカーーンと口を開けて、呆気に取られる自分。
その後、GIにも出走しますが、わずか3ヶ月半(6戦)で競走馬としての人生を終えてしまいました。
翌年12月。ノーザンファーム生産、池江泰朗厩舎所属。金子真人氏がオーナーのサンデー産駒。姉にレディブロンド。鞍上には武豊。新馬戦ながら単勝1.1倍という馬のデビュー戦。「絵に描いたようなエリートだな。でも新馬戦だし人気になりすぎだろ。抑えまで…」などと、穴馬券至上主義の自分の評価(苦笑)。もちろん、それを嘲笑うかのように楽勝したのが、日本近代競馬の結晶、ディープインパクト。
私の一口馬主時代の愛馬ラフレッシュブルーが、2009年11月、準OPユートピアSに出走したときのこと。府中のパドックで馬体重(430kg前後だった気が…)の割りに大きく見せ、ピッカピカに黒光りしてる仔を見つけたのです。それがゴルトブリッツの半姉ラドラーダ。普段、パドックなどで馬体を見ても、この馬は良い馬体してるな!とかは一切感じない自分。(要するに相馬眼がありません。パドックでもド素人なんです(汗))そんな自分でも、この仔は違う!!と感じたのがラドラーダでした。(その後の競走成績はいまいちでしたが…)
サンデーサイレンスは日本競馬を変えた種牡馬ですが、ゴルトブリッツの祖母であり、ディープ、レディブロンドの母であるWind In Her Hairも日本競馬を変えつつある牝馬なんですね。もう、この一族には逆らいません(苦笑)。
ゴルトブリッツの関係者のみなさん、おめでとうございます!
ゴリさん(=ゴルトブリッツ)も、お母さんの分まで、たくさんレースに出られるといいね!!