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2025/07/07 23:58
種牡馬コントレイル、う〜ん…
コントレイル初年度産駒(130頭)は
ここまで8頭が中央デビューし
未勝利(0.0.3.5)
そのうち7頭は入着していますから
ま〜これからかもしれませんが…。
以下、参考程度に。
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キタサンブラック(初年度産駒83頭)
7/18コナブラック(5頭目で産駒初勝利)
初重賞制覇は11/20イクイノックス(東京スポーツ杯2歳S)
初年度産駒2歳時13勝
重賞2勝目は翌年9/19ガイアフォース(セントライト記念)
キズナ(初年度産駒182頭)
6/09ルーチェデラヴィタ(3頭目で産駒初勝利)
6/30までに3頭が中央勝ち。
初重賞制覇は7/21ビアンフェ(函館2歳S)
初年度産駒2歳時33勝
重賞2勝目は翌年1/19クリスタルブラック(京成杯)
ディープインパクト(初年度産駒147頭)
6/26サイレントソニック(2頭目で産駒初勝利)
7/18までに中央勝ち3頭。
初重賞制覇は
12/25ダノンバラード(ラジオNIKKEI杯)
初年度産駒2歳時41勝
重賞2勝目は翌年2/06トーセンラー(きさらぎ賞)
サンデーサイレンス(初年度産駒67頭)
6/18キタサンサイレンス(産駒初出走で初勝利!)
初年度産駒2歳時30勝
プライムステージ、フジキセキ、タヤスツヨシが
2歳時に重賞制覇など…凄すぎ!
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サンデーサイレンスは比較的大柄で
活躍馬の多くも大型馬が多かった中、
ディープインパクトは小柄。
そしてコントレイルも同様に小柄。
恐らくこれが
「ウインドインハーヘア」の強い遺伝ではないかと。
いわゆるミオスタチン遺伝子でいう
TT型(かもという疑惑)。
(St. Simon、Hyperion、Polymelusなど)
筋肉の増強を抑制する遺伝子で
一方、疲労が少なく距離は持つタイプ。
なので母系からは
絶えず筋力(≒スピード)を注力しないと
非力でズブい産駒が出てしまいます。
加えて単純に馬格を大きくするだけでは
ダメなのも厄介なところです。
キタサンブラックは
母父サクラバクシンオー。
これがどれだけ多くの血統ファンを
惑わしたことか…。
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そして名種牡馬の配合も
絶えずスピード血統注入の繰り返し。
(主に北米スピード血統)
Nearctic
↓← Native Dancer
Northern Dancer
↓← Hail to Reason、Special
Sadler's Wells
↓← Miswaki
Galileo
↓← デインヒル
Frankel
コントレイルがTT型であって
スプリント血統との相性の良さを示せば
中距離クラシックタイプ量産型の種牡馬として
父同様に成功するかと思いますが…。
キズナの難しさは、馬格は伝えるものの
案外筋力がない(緩い?)ところではないかと。
なのでストライドを伸ばして
完歩を稼ぐタイプが活躍している印象
(≒瞬発力勝負には弱い)
もしくは牡馬より筋肉が硬くなりにくい牝馬。
で、次世代を担う種牡馬は
コントレイルでもイクイノックスでもなく
グレナディアガーズか。
初年度産駒がセレクトセールで
どういう値を付けるか注目。
それとレイデオロ×スプリント馬(血統)
この配合が狙い(お買い得)ではないかと睨んでいます。