アルカネットの2014

ウイン募集馬
募集総額1,400万円（3.5万円×400口)
美浦・松山将樹厩舎（予定）
馬体重：380kg　体高：151.0cm （ 2015.6.19 ）

手先の柔らかさや牝馬らしい品のある馬体、全体のバランスなどから
今後の変化を継続して注目する価値は十分にあると見ました。

まず満口にはならないとみて、今後が楽しみに…。

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母アルカネットは、Machiavellianからの軽さからなのか
デビュー後、1200ｍを主戦にしていましたが、
その後に1600〜1800ｍでも勝っているのは
ダンスインザターク（とかスペシャルウィーク）×米血スピードからの
大雑把にいえばダノンヨーヨーとかマルカダンスのような
基本はマイラーだったからだと思う次第。

で、直線あと100ｍまでは抜群の手応えで伸びてくるのだが、
そこからがふわふわ〜と力が抜けてしまう感じ。

そこにアイルハヴアナザーを配したのが本馬。

母方のArch's Gal Edithは、
Nasrullah、Princequillo、La Troienne をさらに増幅するので
これだけだとこの母にはまだ柔らかい印象ですが、
父方のFlower Alleyにある「プリンセスオリビア」が面白い存在。

ハイハット≒Aureole でスタミナ、底力を補強できないでしょうか？

Machiavellianからすれば
Sadler's Wellsぐらいの重厚さは必要でしょう。
これはネオユニヴァースとMachiavellianのニックスにも
相通じるところかと…。

そして父系フォーティナイナーからの圧倒的なパワーも。

Courtly Dee 6×5の名牝クロスも
薄いながらケミカルを期待してしまいます。

本馬はとにかくとしても
母アルカネットは、現役時3勝している割に
まだ活躍馬を輩出していませんが
その血統背景からして、ちょっと不遇なように感じます。
コスモヴューファームに移ってからも
配されたのがタイムパラドックスにコンデュイットですから
まだ秘めたる可能性があるかもしれません。