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2015/09/29 10:37
ヤヨイコマチの2014 〜 ディープブリランテの継続配合
募集当初は小柄な馬体だったこともあって
とりあえず様子見のスタンスだった
ヤヨイコマチの2014でしたが、
8月の測尺で馬体重は442kg、体高も149cmまでに達し、
今後もまだまだ成長が望めそうなので
出資候補として改めて血統面での見解をまとめてみました。
本馬の最大のポイントは、
父で新種牡馬のディープブリランテ。
ディープインパクト産駒の中では少数派の
瞬発力よりも粘着力タイプで
日本ダービーは最大の課題だった折り合いを自ら動くことで克服し、
ディープインパクト産駒では初のダービー馬となった。
個人的には出資馬のマイネルディーンをあっさり置き去りにした
道悪の東京スポーツ杯2歳Sが印象に残っている。
血統的には、Riverman、Nureyev、Miswaki、Lyphard と
あたかもキングカメハメハのような
良質の主流血脈を抱えていることに加えて
一番のポイントは、Akaradでしょう、やはり。
Busted(Donatello、Court Martial〜Fair Trial)
Barley Corn(Hyperion)
Akaradの他に5代のAlcoaも
Alycidon(Donatello、Hyperion)とCourt Martialなので
この部分でディープインパクトのBurghclereの組み合わせを
継続クロスしてます。
そしてヤヨイコマチの2014に目を転ずると
Lyphard、Drone、Mr. Prospector、Never Bend なので
全体的にはディープブリランテの相似配合といっても
過言ではないような血統背景ですが…!
特に目に留まるのが、言うまでもなくEla-Mana-Mou。
父の持ち味であるHyperion、Donatello、Fair Trialの
持続的なスタミナをさらに継続クロスしています。
最近の馬場は軽さだけでは太刀打ちできない感じなので
粘り強さで走る脚質、叩き合いで抜かせないしぶとさが
より重要になってくると思う次第。
またAutocratic(≒ロイヤルスキー)で
RivermanのNasrullah+Princequilloを継続できたところも
どういう効果があるか、興味深いところ。
そして隠し味は米血主体のリアルシャダイでしょう。
この世代のウイン募集馬では配合的には図抜けている感じ。
クラシック出走を思い描ける血統馬なのです。
ただし唯一そして最大の懸念事項は
預託先の美浦・和田正一郎厩舎。
重賞未勝利、クラシック出走経験なし。
いや、マイネルフロストの高木登厩舎みたいなこともあるから
まずは馬本位で行こう!
それに総額1300万円だから…ね (=゚ω゚)ノ
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<参考記事>
皐月賞でも大威張りのBurghclereのニアリークロス
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/08464f0c05e105e5bf092343503ee31c
第79回日本ダービー回顧〜“教育”に足りなかった最後のワンピースとは
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/9a2e35a32c3bdd10ea777311c62d7329
サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(15)〜ホワイトマズル×サンデー編
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/461e21a10c59008b1c25d63304d1ca12
サンデー×Lyphardにみる“ハイインロー”の偉大さ(14)〜前受けで頑張れないディープ産駒に当惑
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/24c69774e463156e8cda404f175c8bbf
ディープインパクトと「ナスキロ」
http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo/e/cd602f393326ce9a55baf081cd93546a