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2015/10/11 11:08
馬主孝行な種牡馬
仕上がりが早く、コンスタントに出走し
大崩れしないで賞金もそこそこは稼ぐ、
いわゆる「馬主孝行な種牡馬」の血を内包する繁殖牝馬からは
大物が出るというイメージが沸かないのです。
個人的には血統表に下記の種牡馬の名前を見ると
どうもイマイチな感じがしてしまいます。
(決してダメというわけではありませんが…)
ジェイドロバリー
アフリート
ヘクタープロテクター
ティンバーカントリー
アジュディケーティング
サウスヴィグラス
アグネスデジタル
コマンダーインチーフ
パークリージェント
ダンサーズイメージ
Gone West
これらは総じてダート種牡馬が多いのですが、
その得意なダートでもG1レベルになると
そこそこ人気ながらも苦戦するような印象で、
例えるならば、コンビニ弁当みたいにコスパに優れ、
一時的にお腹を満たすだけなら最高な感じの種牡馬でしょうか。
なので、何らかの欠点はあるように思うのです。
(特に芝の瞬発力や勝負強さで…)
それでも条件戦では堅実に賞金は稼ぐので
種牡馬ランキングではそこそこの順位で
そのためなのか生産者からの根強い人気もあるため
決して“二流種牡馬”とは言い難いのですが
それでも配合する優先順位の高い種牡馬ではないはず。
逆に言えばいわゆる良血の繁殖牝馬には
まず配合されない種牡馬でしょう。
なのでこういう種牡馬が配された繁殖牝馬は
イマイチなのではないか…と勘ぐってしまうのです。
ティルナノーグ(母の父Gone West)なんか、いい例ではないでしょうか。
デビュー時には結構強いと思ったんですけどねぇ〜、やっぱり…。